Esri Maps for IBM Cognos（バージョン 6.0.2）

このトピックの内容
  1. マップとデータの表示設定の構成
  2. インフォグラフィックスの構成
  3. マップ ツールの構成

Esri Maps for IBM Cognos の以前のバージョンに関するヘルプです。現在のバージョンについては、http://doc.arcgis.com/ja/maps-for-cognos を参照してください。

マップ設定とツールの構成

マップ、関連データ、ツールをレポート利用者に表示する方法を簡単に構成できます。

変更できるマップおよびデータの設定は、バナーの色、選択色、およびフォントなどです。表示されるデータ変数を指定することで、インフォグラフィックスを構成することができます。概観図などの特定のツールを有効または無効にしたり、[計測] ツールなどのツールのデフォルト値および単位を指定したりすることもできます。

マップとデータの表示設定の構成

[構成] ウィンドウの [一般] タブで、マップとデータのデフォルト設定を変更します。

  1. [高度な設定] メニューから [構成] を選択します。
  2. [一般] タブを選択します。
  3. 以下のいずれかを行って、デフォルトの表示設定を変更します。
    • マップ上で選択されたフィーチャのハイライト表示に使用される色を変更するには、[選択色] ドロップダウン メニューから新しい色を選択します。
    • マップ内のポップアップおよび他の場所でデータがデフォルトで書式設定される方法を変更するには、[パーセンテージ]、[通貨]、[数値]、および [日付] ドロップダウン メニューから形式を選択します。
    • マップの別のテーマ色およびフォントを選択するには、[バナー]、[バナー テキスト]、[メニュー]、[メニュー テキスト]、および [デフォルト フォント] ドロップダウン メニューからオプションを選択します。
  4. [OK] を押して変更内容を保存します。

インフォグラフィックスの構成

対話式ポップアップ インフォグラフィックスは、マップ上の位置に関する豊富なコンテキスト情報を提供します。組織の管理者がインフォグラフィックスを有効にしている場合、レポート内でインフォグラフィックスを有効にできます。利用者がポップアップ内の [インフォグラフィックス] ボタンを押すと、ArcGIS は、マップ上の選択した位置周辺の人口統計を集計し、その位置の一定の範囲内に関する年齢分布や収入などの情報を表示します。人口ピラミッドからバー チャートまで、さまざまな種類のインフォグラフィックスに Esri Maps for IBM Cognos でアクセスできます。

情報は、構成可能なインフォグラフィックスのポップアップに表示されます。各インフォグラフィックスには、選択した位置周辺の 1 つの変数の分布が表示されます。デフォルトでは、複数のインフォグラフィックスが有効になっており、インフォグラフィックスの横にある矢印を押すとスクロールできます。インフォグラフィックス変数は、[構成] ウィンドウの [インフォグラフィックス] タブでポップアップに簡単に追加または削除できます。

  1. [高度な設定] メニューから [構成] を選択します。
  2. [インフォグラフィックス] タブを選択します。
  3. インフォグラフィックス変数を表示する国を変更するには、[利用可能な次のデータの表示] ドロップダウン メニューから国を選択します。
  4. インフォグラフィックスのデフォルトのテーマ色を変更するには、[カラー テーマの選択] ドロップダウン メニューからテーマを選択します。
  5. インフォグラフィックスのポップアップに含める変数を指定するには、表示する変数を含むデータ コレクションのチェックボックスをオンにします。表示しない変数のチェックボックスをオフにします。
  6. インフォグラフィックスのポップアップに ArcGIS の追加データを含めるには、次の手順を実行します。
    1. [その他の各変数を追加] を押します。
    2. データ コレクションを選択すると、その中に含まれている変数が検索されます。
    3. インフォグラフィックスに含める変数のチェックボックスをオンにします。
    4. [OK] を押して、コレクションを閉じます。
    5. ステップ 6b ～ 6d を繰り返して、さらに変数を追加します。
  7. 情報を表示するエリアを定義します。
    1. [次のデータを表示] ドロップダウン メニューから、[リング]、[到達圏]、または [運転距離] を選択します。[リング] オプションは、選択した位置を中心とする円の中の情報を返します。[到達圏] オプションは、選択した位置の指定した運転時間内にあるエリアの情報を返します。[運転距離] オプションは、選択された位置の指定した運転時間内にあるエリアの情報を返します。
    2. 必要に応じて、前の手順で指定したオプションのデフォルト値を変更します。[リング] の場合、半径と単位を変更できます。[到達圏] の場合、時間を分単位で変更できます。[運転距離] の場合、直線距離の距離と単位を変更できます。
  8. [OK] を押して変更内容を保存します。

マップ ツールの構成

マップ ツールを有効または無効にして、[構成] ウィンドウの [その他] タブで、ツールの他のオプションを指定します。

  1. [高度な設定] メニューから [構成] を選択します。
  2. [その他] タブを選択します。
  3. 選択に適用されるバッファーのデフォルト オプションを変更するには、次の手順に従います。
    • [デフォルトの距離] ボックスに新しい値を入力します。
    • [デフォルトの単位] ドロップダウン メニューから、使用する単位を選択します。
  4. [計測] ツールのデフォルト単位を変更するには、次のいずれかの手順を実行します。
    • [デフォルトの面積単位] ドロップダウン メニューから、使用する面積単位を選択します。
    • [デフォルトの距離単位] ドロップダウン メニューから、使用する距離単位を選択します。
    • [デフォルトの座標単位] ドロップダウン メニューから、使用する場所単位を選択します。
  5. 必要に応じて、チェックボックスをオンまたはオフにし、次のツールまたはオプションを有効または無効にします。
    • インフォグラフィックス
    • ホーム
    • 前の範囲/次の範囲
    • 概観図
    • スナップショット
    • 縮尺記号
  6. 縮尺記号をオンにした場合、必要に応じて単位またはシンボルを変更します。
  7. [OK] を押して変更内容を保存します。