ArcGIS IPS 配置のテスト

ArcGIS IPS Setup アプリで IPS のパフォーマンスをテストできます。 ArcGIS Pro で次のいずれかのツールを使用して、テストする測位ファイルを生成できます。

テスト モードへのアクセス

テスト モードにアクセスするには、次の手順を実行します。

1. IPS Setup を開き、必要に応じてサイン インします。
2. 開く Web マップをタップします。

   Web マップがマップ モードで開きます。

3. センサー チェックが OK を示していることを確認します。
4. マップの上にあるオプション バーの [テスト] をタップします。

   マップに現在地が青色のドットで表示されます。

   注意:

   テーブル内に測位ファイルが存在しない場合、エラー メッセージが表示されます。

測位ファイルの精度のテスト

テスト モードにアクセスしたら、次の操作を実行して位置インジケーターの精度をテストできます。

1. サーベイ対象の施設内を移動します。
   測位ファイルにさまざまなフロアの記録 (測位データ) が含まれている場合、フロア間を移動するとマップに表示されるフロア プランが自動的に更新されます。 フロア ピッカーには、マップ上に表示されているフロアの名前が表示されます。
2. 青色のドットが移動に正確に追従していない場合は、品質レコーディングを実行した後、ArcGIS Pro の [品質評価 (Quality Assessment)] ツールセット内のツールを使用して、精度が低くなっている原因を明らかにします。
3. 必要に応じて、精度が低いエリアでさらにサーベイ記録を実行してから、屋内測位ファイルの生成ツールをもう一度実行します。

   注意:

   調査なしで屋内測位ファイルを生成ツールを使用して測位ファイルを生成した場合、ビーコンの位置を変更するなど、IPS ネットワークに変更を加えることで、測位のパフォーマンスが向上する可能性があります。 変更を行った場合は、ツールを再実行して、新しい測位ファイルを生成します。

4. 位置インジケーターが移動に正確に追従するまで、テスト プロセスを繰り返します。

屋内測位ファイルの精度を確認したら、モバイル アプリで施設の IPS を有効にすることができます。