ArcGIS IPS エクステンションのライセンスが付与された ArcGIS 組織で利用できます。
ArcGIS IPS Setup アプリは、配置された Bluetooth ビーコンのステータスを監視するための機能を提供します。 ビーコンの配置後は、配置したビーコンをときどきメンテナンスして、屋内測位サービスの安定したパフォーマンスを確保することが重要です。 メンテナンスが必要ないくつかの問題には、バッテリーの消耗、デバイスのオフライン、デバイスの移動または損傷などがあります。
IPS Setup アプリを使用して、ビーコン ネットワークをスキャンし、検出されたビーコンごとに現在のバッテリー値を取得し、IPS_Beacons レイヤーの属性テーブルに収集したメンテナンス データを保存することにより、ビーコンのステータス情報を現場で直接確認できます。
定期的なビーコンのメンテナンスにより、電力が供給されていないか動作していないビーコンにより生じる屋内測位サービスの障害を防ぐことで、屋内測位システム (IPS) の配置の信頼性を拡張できます。 配置の規模と重要性に応じて、メンテナンス セッションを定期的にスケジュール設定することをおすすめします。
ビーコンのメンテナンスの前提条件
ビーコンのメンテナンスでは、特定のデータ仕様を満たす必要があります。 ビーコンのメンテナンスを開始する前に、以下の要件を確認してください:
- サイン インしているユーザーには、選択した IPS 対応マップの編集権限が必要です。
- 選択した IPS 対応マップで編集機能を有効化する必要があります。
- マップには、ArcGIS IPS 情報モデルに準拠する IPS_Beacons レイヤーが含まれ、次のフィールドが設定されている必要があります:
- Beacon ID
- UUID
- Major
- Minor
- MAC address
- LevelID
- Transmitter ID
注意:
現在、ビーコンのメンテナンス機能は、Kontakt.io ビーコン ネットワークのみをサポートしています。 他のビーコン ベンダーは、IPS Setup アプリの今後のリリースで、サポートされる予定です。
ビーコン ネットワーク ステータスの監視
ビーコンのメンテナンス セッションを開始するには、次の手順を実行します:
- IPS Setup アプリを開き、必要に応じてサイン インします。
- IPS_Beacons レイヤーが含まれている IPS 対応マップを選択します。
- タップしてオプション メニューを開き、[ビーコンのメンテナンス] をタップします。

- IPS Setup アプリが近傍のビーコンをスキャンしているときに、マップに表示されている IPS 対応の施設をウォーク スルーします。
スキャン中に、アプリは、検出された各ビーコンからバッテリー値と最終表示日の信号を受信します。 メンテナンス セッション中にすべての IPS 対応エリアとビーコンの位置を巡回して、アクティブな各ビーコンのステータス情報を取得するようにします。
ヒント:
ArcGIS Pro でビーコン ID フィーチャのラベルを有効化してワークフローの施設ウォークスルー時に追加のコンテキストを入力し、どのビーコンが適切に登録されているかおよびどのビーコンが失われているかに関する知見を提供できます。
- 必要に応じて、検出されたビーコンとバッテリー レベルのリストを確認します。
注意:
場合によっては、初めてスキャンしたときに、検出されたビーコンのバッテリー ステータス情報が正常に取得されないことがあります。 この場合には、少しの間ビーコンの周辺にとどまり、デバイスが同じビーコンから別のステータス信号を受信できるようにして、バッテリー ステータス情報が記録されることを確認します。

ヒント:
リスト内のビーコンをタップすると、マップ上で選択したビーコンをハイライト表示できます。

- スキャンが完了したら、ビーコンのメンテナンス サマリーを確認します。
ビーコンのメンテナンス サマリーは、施設全体のビーコン ステータスの概要を提供します。 [検出されません] カテゴリーは、電源がオフになっているかスキャン範囲外にある可能性があるビーコンを示し、[警告] カテゴリーは、バッテリー低下や欠落データといった問題を示します。

- [結果の送信] をタップして、収集したビーコン ステータス データを IPS_Beacons フィーチャクラスの属性テーブルに記録します。
ビーコンのメンテナンス セッションが終了したら、収集したビーコン ステータス結果を使用して、メンテナンスが必要なビーコンを特定できます。