組織のメンバーが Insights in ArcGIS Enterprise または Insights in ArcGIS Online を使用するためには、あらかじめ組織の管理者がいくつかの設定を行う必要があります。 この設定には、組織の必要なメンバーにライセンスや権限を付与することも含まれます。
ArcGIS 組織のメンバーのユーザー タイプ、ロール、ライセンスは、管理者が適用する必要があります。 ユーザー タイプ、ロール、ライセンスを適用する方法については、以下のリソースをご参照ください。
Insights ユーザー
ArcGIS Enterprise 11.3 以前で Insights を使用するには、次のライセンスが必要です。
- Creator または GIS Professional ユーザー タイプ
- 公開者もしくは管理者ロール
- Insights ライセンス
ArcGIS Enterprise 11.4 で Insights in ArcGIS Online を使用するには、次のライセンスが必要です。
- Creator、Professional、Professional Plus ユーザー タイプ
- 公開者、ファシリテーター、または管理者ロール
- Insights ライセンス
注意:
ファシリテーター ロールは ArcGIS Online で使用できます。
アカウントにカスタム ロールが割り当てられている場合、次の権限が付与されている必要があります。
- マップとアプリの使用
- コンテンツの作成
- ホスト Web レイヤーの公開
- 解析の実行
カスタム ロールが割り当てられているアカウントには、次の権限が推奨されます。
- ジオコーディング (ArcGIS World Geocoding Service を使用する場合、住所を使用して位置情報を有効化するために必要です)
- GeoEnrichment (データの情報付加を使用するために必要です)
Insights ビューアー
Insights ライセンスのないユーザーでも、Insights を閲覧者モードで開き、共有されているレポートやワークブックを表示できます。 パブリックに共有されたレポートは、ArcGIS アカウントのユーザーでなくても、レポートの URL へのアクセス権があるか、レポートが Web ページや ArcGIS アプリのようなパブリック フォーラムに埋め込まれていれば、誰でも表示できます。
ArcGIS Enterprise ユーザーの場合、ファイアウォールなどのセキュリティ機能も、レポートをパブリックに共有する機能に影響を与える可能性があります。
詳細については、「レポートを表示できるユーザー」をご参照ください。
例
次の表は、ユーザー タイプ、ロール、アプリ ライセンスの組み合わせ、およびユーザーに対応した機能の例を示しています。
ライセンス | ページとワークブックの表示 | Insights の使用 | ライセンスの管理 |
---|---|---|---|
| はい。 Insights を閲覧者モードで開けます。 | No | No |
| はい。 Insights を閲覧者モードで開けます。 | No | Yes |
| Yes | Yes | No |
| Yes | Yes | Yes |
注意:
共有されているレポートを表示できるユーザーの詳細については、「レポートの公開と共有」をご参照ください。
次の手順
必要なライセンスを組織のメンバーに割り当てたので、Insights の使用を開始できるようになりました。 「ArcGIS Insights を使ってみる」チュートリアル シリーズを使用するか、チュートリアル ギャラリーでシナリオベースの演習のリストをご参照ください。
管理者であれば、組織のデータ コネクタの構成を開始できます。 詳細については、「コネクタ タイプの管理」をご参照ください。
リソース
Insights の管理の詳細については、次のリソースをご参照ください。