マップ カード、チャート カード、およびテーブル カードの裏面には、カード上のデータに関する重要な情報が記載されており、互換性のあるカードからデータまたは画像をエクスポートする機能が備わっています。
カードの裏面を表示するには、そのカードのツールバーにある [カードの反転] ボタン をクリックします。
カード情報
マップ カード、チャート カード、およびテーブル カードのいずれの裏面にも [カード情報] タブ があり、使用しているカードについての有益な情報が示されています。 どのタイプのカードにも [説明] セクションと [統計情報] セクションがあります。
説明を使用して、カードに対する解析のサマリーを入力したり、データ ソースを参照したり、有益な他の情報をレポートの閲覧者に提供したりすることができます。 説明を提供した場合、閲覧者は、レポートを公開している場合にその説明を参照できます。 説明を提供していない場合、[説明] セクションはレポートに表示されません。
統計情報はカードのタイプによって異なりますが、フィーチャ数、平均値、カード上のデータが最後に更新された日付/時刻などの情報を含めることもできます。
マップ カードには、そのカードで使用されているベースマップのデータ ソースが配置されている [帰属] セクションもあります。
画像のエクスポート
注意:
現在、バー チャート、積み上げチャート、カラム チャート、積み上げカラム チャート、折れ線グラフ、時系列グラフ、およびコンボ チャートでは、カードの画像をエクスポートできません。
カード画像は、[画像のエクスポート] タブ から [PNG] ボタンまたは [JPEG] ボタンを使用して PNG 形式または JPEG 形式でエクスポートできます。
エクスポートされた画像は、Insights のカードと同じサイズになり、同じスタイルを使用します。 エクスポートされた画像には、カード タイトル、ツールバー、対話型ボタン (時系列チャートの [デフォルトの表示範囲] ボタン など) は含まれません。
注意:
エクスポートされた画像は、カードの裏側に表示されるプレビューに基づいています。 プレビューとエクスポートされた画像は静的なので、データやカードの更新は反映されません。 フィルターの適用などの変更を行った場合は、カードを表面に反転させ、さらにもう一度反転させて裏面にして、プレビューを更新します。
エクスポートされた画像では、チャートの軸内部の透過表示はサポートされません。 最適な結果を得るには、透過表示された背景を適用するのではなく、エクスポートするチャートの背景色を選択します。
データのエクスポート
注意:
現在、テーブルとほとんどのチャートでは、カードからデータをエクスポートできます。 2 つのデータセットを使用して作成されたマップ、リンク チャート、時系列グラフ、およびコンボ チャートの場合は、データのエクスポートができません。
カード上のデータは、[CSV] ボタンを使用して [データのエクスポート] タブ からカンマ区切り値 (CSV) ファイルとしてエクスポートすることができます。
エクスポート後のデータセットには、カードで使用されているフィールドが含まれています。 [データのエクスポート] タブのプレビューを使用して、エクスポート後のデータに含めるフィールドを決定することもできます。 集約されたデータ (値の合計など) を表示するチャートでは、データが集約フォームでエクスポートされます。
注意:
参照テーブルからエクスポート可能にするには、フィーチャ レイヤーで [他のユーザーが別の形式にエクスポートすることを許可] 設定を有効にする必要があります。 詳細については、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise のヘルプの「ホスト フィーチャ レイヤーの管理」をご参照ください。
閲覧者に画像とデータのエクスポートを許可
閲覧者が [閲覧者がエクスポートする操作を有効化] パラメーターを使用して公開レポートまたは共有ワークブック上のカードから画像とデータをエクスポートするのを許可することができます。 エクスポートはデフォルトで有効になっていません。 エクスポートの有効化は、レポートまたは共有ワークブックの互換性のあるカードすべてに適用されます。
閲覧者は、カードの裏面にある [データのエクスポート] タブと [画像のエクスポート] タブを使用してデータと画像をエクスポートすることができます。 レポートを公開するかワークブックを共有していても、データまたは画像のエクスポートが有効になっていないと、それぞれのタブが閲覧者に表示されません。
注意:
埋め込みレポートを表示するアプリケーションや Web サイトではダウンロードがブロックされている場合があります (ArcGIS StoryMaps に埋め込まれたレポートなど)。 ストーリーに埋め込まれたレポートの場合、閲覧者は新しいタブでライブ コンテンツを開いてからデータまたは画像をエクスポートする必要があります。