注意:
データの共有は、Insights desktop では現在サポートされていません。
一般的に、データの共有は、同僚と共同で作業するときや解析の結果を伝えるときの必要な手順の 1 つです。 データの共有では、結果データセットなどのデータセットから新しいフィーチャ レイヤーを作成するか、既存のフィーチャ レイヤーの共有ステータスを更新して、他の Insights ユーザーがアクセスできるようにします。
データセットの共有
データをフィーチャ レイヤーとして共有すると、自分の付加価値データを、他のユーザーが解析プロセスで使用できるようになります。 たとえば、Excel から追加したデータや、空間集約などの解析操作の結果を共有することができます。 データを共有すると、新しいフィーチャ レイヤー アイテムが作成されます。
注意:
次の場合は、データをフィーチャ レイヤーとして共有できません ([共有] が無効になっています)。
- データベースのデータセットに複数の位置フィールドがある場合
- リモート フィーチャ レイヤー
- 自分と共有されたレイヤー ただし、組織の他のメンバーが所有するデータセットを共有できる管理者権限を持つユーザーは例外です。
ArcGIS Insights でデータを共有するには、次の手順に従います。
- 共有するデータセットの横にあるデータ ウィンドウで、[データセットのオプション] ボタン をクリックします。
- [共有] をクリックします。
[データの共有] ウィンドウが表示されます。
注意:
[共有] が無効になっている場合は、選択したデータセットが共有するための要件を満たしていません。
- 必要に応じて、説明とタグを追加したり、データセットのタイトルを変更したりします。
- データセットを共有するユーザーを選択します。 データセットは、組織、選ばれたグループ、またはすべての人と共有できます。
- [共有] をクリックします。
新しいフィーチャ レイヤー アイテムが作成されました。
注意:
複数の位置フィールドがあるデータセットは、Insights でのみ使用できます。 複数の位置フィールドがあるデータセットを共有する場合は、複数のフィーチャ レイヤーを含むフィーチャ サービスとしてそのデータセットを保存します。
共有ステータスの変更
フィーチャ レイヤー アイテムは、Insights データ ウィンドウでデータセットを共有するか、ホーム ページから新しいフィーチャ レイヤーを作成するか、またはフィーチャ レイヤーを組織に公開するときに作成されます。 フィーチャ レイヤー アイテムの共有ステータスは、ホーム ページのアイテムの [共有] ボタン を使用して変更できます。
詳細については、「作業の共有」をご参照ください。
高度なヒント
データの共有は、自分のデータへのアクセス権を他のユーザーに付与するための方法ですが、ArcGIS 全体にわたって自分のデータに自分自身がアクセスできるようにするための方法でもあります。 Insights で解析の実行によって結果のデータセットを作成した場合、データセットは自分のワークブック内部に格納されるため、他のアプリケーションからアクセスすることはできません。 データセットを共有すると、フィーチャ レイヤー アイテムが作成されます。 この場合、フィーチャ レイヤーを Map Viewer Classic で開くことも、ArcGIS Pro を介して組織にサイン インしてフィーチャ レイヤーにアクセスすることもできます。 Insights でデータを共有すると、自分の Insights 解析を ArcGIS 全体に接続することができ、データの解析のためにさらに多くの機能やプロセスにアクセスできるようになります。