注意:
Insights スクリプト環境は Insights in ArcGIS Enterprise および Insights desktop で利用できます。 プライマリ接続は、Insights in ArcGIS Enterprise または Insights in ArcGIS Online にできます。
インストール プロセス中に、Insights in ArcGIS Enterprise 組織サイトの Jupyter Kernel Gateway 接続を無効にできます。 Jupyter Kernel Gateway 接続を利用できない場合は、管理者にお問い合わせください。 詳細については、「Insights in ArcGIS Enterprise のインストール」をご参照ください。
Jupyter Kernel Gateway 接続を行うと、Insights スクリプト環境内でカーネルにアクセスでき、Python スクリプトと R スクリプトを作成および実行できます。 作成する接続は、1 つのワークブック ページに保持されます。 接続は、スクリプトが使用されるワークブックの各ページに作成または適用する必要があります。 ワークブックを保存すると、ページの接続が保存されます。
Jupyter Kernel Gateway の設定は、このゲートウェイへの接続を作成する前に行っておく必要があります。
接続の作成
Jupyter Kernel Gateway 接続を作成する方法は、Insights の配置によって異なります。 Insights desktop では、接続は個々のワークブックの内部に作成および保存されます。 Insights in ArcGIS Enterprise では、接続をホーム ページまたは 1 つのワークブック内に作成して、個々のワークブック全体で使用することができます。
Insights desktop
Insights desktop でカーネル ゲートウェイへの新しい接続を作成するには、次の手順に従います。
- ワークブックを開きます。 必要に応じて、ワークブックに追加するデータを選択します。
ヒント:
スクリプト環境内からデータを読み込むこともできます。
- ワークブック ツールバーの [スクリプト] ボタン
をクリックします。既存の接続がない場合は、[新しい Jupyter Kernel Gateway 接続] ウィンドウが開きます。
- テキスト ボックスに Jupyter Kernel Gateway の URL と Web ソケット アドレスを入力します。
- [接続] をクリックします。
接続の作成後、[カーネルの選択] メニューを使用してプログラミング言語 (Python または R) を選択し、スクリプト環境の使用を開始できます。
Insights in ArcGIS Enterprise
Insights in ArcGIS Enterprise では、カーネル ゲートウェイ接続は、ホーム ページまたは 1 つのワークブック内に作成できます。
ホーム ページに新しいカーネル ゲートウェイ接続を作成するには、次の手順に従います。
- ホーム ページから [接続] タブ
をクリックします。 - [新しい接続] をクリックします。
メニューに、作成可能な接続のタイプが表示されます。
- 接続タイプとして [カーネル ゲートウェイ] を選択します。
[カーネル ゲートウェイ接続] ウィンドウが表示されます。
- カーネル ゲートウェイ接続の名前 (たとえば、接続が作成されたコンピューターの名前) とカーネル ゲートウェイの URL を入力します。 [Web ソケット] フィールドは、有効な URL を入力すると、自動的に設定されます。
- [保存] をクリックします。
Jupyter Kernel Gateway 接続が [接続] ページに追加されます。
ワークブックの内部に新しいカーネル ゲートウェイ接続を作成するには、次の手順に従います。
- ワークブック ツールバーの [スクリプト] ボタン をクリックします。
[カーネル ゲートウェイの選択] タブに [カーネル ゲートウェイ接続] ウィンドウが開きます。
- [新規追加] タブをクリックします。
- カーネル ゲートウェイ接続の名前 (たとえば、接続が作成されたコンピューターの名前) とカーネル ゲートウェイの URL を入力します。 [Web ソケット] フィールドは、有効な URL を入力すると、自動的に設定されます。
- [接続] をクリックします。
Insights のスクリプト環境が Jupyter Kernel Gateway に接続されます。 カーネル ゲートウェイ接続は、ホーム ページの [接続] タブにも追加されます。
接続の編集
現在のセッションですでに接続を作成済みである場合は、[スクリプト] ボタン をクリックして、[Jupyter Kernel Gateway] ウィンドウを開きます。 [接続の切り替え] ボタン 
を使用して、別のゲートウェイに接続できます。
ArcGIS Enterprise 10.8 以降に構築された Insights in ArcGIS Enterprise の配置を使用している場合、ホーム ページの [接続] タブから既存のカーネル ゲートウェイ接続を編集することもできます。編集するには、接続の名前をクリックし、接続パラメーターを更新して、[保存] をクリックします。