Space Planner で使用される用語

ArcGIS Indoors Spaces エクステンションで利用できます。

Indoor Space Planner でよく使われる用語は、次のとおりです。

エリア

アクティビティベースの作業環境は、特定のスペースを割り当てることなく多数の入室者をサポートできる一般的なスペースとして、ホテリングまたは共用デスク エリアとして一般的に知られているエリアを使用できます。 エリアは、個々の Indoors フィーチャ ユニットの集約です。

ホット デスク

アクティビティベースの作業環境では、ホット デスク エリアを、特定のオフィスまたはデスクに割り当てず業務で複数の入室者に対応できる汎用的なスペースとして使用します。 共用デスク エリアでは、入室者が特定のオフィスまたはスペースに割り当てられることはありませんが、空いているスペースを必要に応じて使用することができます。

Hotel

予約ベースの作業環境では、ホテリングと呼ばれるエリアを、特定のスペースを割り当てず業務で複数の入室者に対応できるスペースとして使用します。 入室者は、オフィス ホテリングに割り当てられ、Indoor ViewerIndoors モバイル アプリから、ホテリングに割り当てられたユニットを数時間、数日、または数週間使用するために予約できます。

情報カード

Indoor Space Planner では、情報カードと呼ばれるエレメント内に入室者、ユニット、エリアの情報が表示されます。 情報カードは、マップ上のフィーチャ (ArcGIS Pro や Web Map Viewer のポップアップなど) に固定したり、ホテリング エリアなどのフィーチャ向けにフローティングさせたりすることができます。 情報カード内の情報は、Web マップのポップアップ構成によって制御されます。 マップ内のレイヤーのポップアップに変更を加えると、情報カードに自動的に表示されます。

入室者

入室者とは、屋内スペースを使用する人のことです。 一般的に入室者は、従業員、テナント、または訪問者です。

組織エリア

組織エリアは、特定のチーム、あるいは組織の一部に固有のスペースを視覚化する際に使用されます。 このエリアは、ArcGIS Indoors Information Model でZones フィーチャクラスに追加でき、計画プロセスがスムーズに進むように Space Planner マップに含まれています。

組織階層

Indoors ジオデータベースの Occupants フィーチャクラスには、組織階層をサポートできるように、ORG_LEVEL_1 と ORG_LEVEL_2 の 2 つのデフォルト値があります。 デフォルトでは、このレイヤーのエイリアスが Department および Team にそれぞれ設定されます。 これが要件を満たさない場合、エイリアス値をジオデータベースまたはマップ レイヤーで変更できます。 Space Planner には、これらの属性のエイリアス値が表示されます。

注意:

データの追加属性で、組織階層を追加できますが、Space Planner には 2 レベルしか表示されません。

プラン

プランとは、入室者をスペースに割り当てる特定のシナリオです。 Space Planner では、スペースの設計に関して最適な判断を下せるように、複数のプランを作成できます。

スペース

スペースとは、建物の中の面積および体積を指す用語です。 Space Planner では、最小面積のスペースがユニットであり、最大面積のスペースがサイトです。

単位

ユニットとは、ある建物の中で最小面積のスペースを指します。 一般的なユニット タイプとしては、オフィス、台所、プリンター エリアなどがあります。