ドキュメント ビューアー ウィジェット

ドキュメント ビューアー ウィジェットは、Autodesk Platform Services Viewer と ArcGIS を統合します。 このウィジェットを使用すると、ArcGIS Experience BuilderAutodesk Construction Cloud (ACC) および BIM 360 ドキュメントを表示および操作できます。

このウィジェットを使用して、次のようなアプリの設計要件をサポートします。

使用上の注意

このウィジェットには、マップ ウィジェットへの接続が必要です。 マップ ウィジェットには、ArcGIS Pro BIM クラウド コネクションから作成されたフィーチャまたは ArcGIS GeoBIM プロジェクトで指定されたリンクを持つフィーチャ レイヤーを含む Web マップまたは Web シーンが含まれている必要があります。

ドキュメント ビューアー ウィジェットでドキュメントを表示するには、Autodesk Construction Cloud アカウントにサイン インする必要があります。

ドキュメント ビューアー ウィジェットを使用するには、次の 3 通りの方法があります:

  • ウィジェットをマップ ウィジェットに接続できます。 ドキュメント ビューアー ウィジェットに、選択されたマップ フィーチャが表示されます。
  • ウィジェットをリンク エクスプローラー ウィジェットに接続できます。 ドキュメント ビューアー ウィジェットに、選択されたリンク ドキュメントが表示されます。
  • ウィジェットをドキュメント エクスプローラー ウィジェットに接続できます。 ドキュメント ビューアー ウィジェットに、選択された BIM 360 または ACC プロジェクト ドキュメントが表示されます。

ウィジェットの上部にあるロック ボタンをクリックして現在のドキュメントをロックし、ウィジェットが新しい選択に基づいて更新されないようにすることができます。

注意:

現在、このウィジェットは、複数の選択フィーチャの情報の表示をサポートしていません。 複数のマップ フィーチャを選択すると、選択内容を 1 つのフィーチャに変更するよう求める警告が表示されます。

アプリにこのウィジェットを含めると、ウィジェットのパネルで次の操作オプションがユーザーに提供されます。

  • [軌道] - 軌道モードで、カメラはモデルの中心点の周りを回ります。 このモードでは、上方向が常に維持されます。
  • [画面移動] - モデルを上下左右に移動します。
  • [ズーム] - モデルの現在のビューの倍率を増減させます。
  • [歩行者視点] - モデルの中を歩いているかのようにモデルをナビゲートします。
  • [カメラの対話機能] - カメラを制御するための一連のツールを表示します。 オプションには、ロール、焦点距離、ビューに合わせるがあります。
  • [計測] - これらのツールを使用して、距離、角度、面積を計測します。
  • [セクション分析] - このツールを使用して、X、Y、Z 平面に沿ったセクション別にモデルを表示します。
  • [ドキュメント ブラウザー] - 読み込んだドキュメントから使用できるすべてのモデルとビューが表示されます。
  • [モデルの調査] - 設計を分析して、モデルを構成するパーツを表示するために使用します。
  • [モデル ブラウザー] - 個別のシートまたは 3D モデルを参照します。 名前または ID でオブジェクトを検索し、切り替えボタンをクリックして、選択したオブジェクトを表示/非表示します。
  • [プロパティ] - モデルまたは選択したオブジェクトのプロパティ (制約、マテリアル、終了、識別データを含む) を調査します。
  • [設定] - [設定] ダイアログ ボックスのこのタブを使用して、ビューアーをカスタマイズします。
  • [全画面表示] - モデルを全画面モードで表示します。

注意:

接続された Web マップまたは Web シーンに、フィーチャ サービスを持たないビルディング シーン レイヤーが含まれる場合、マップのポップアップをオンにする必要があります。

注意:

ウィジェットは GeoBIM スケジュール レイヤー リンクをサポートしません。

注意:

ウィジェットは小画面のデバイス レイアウトを完全にサポートしていません。

設定

ドキュメント ビューアー ウィジェットには次の設定があります。

  • [マップ ウィジェットの選択] - マップ ウィジェットを選択します。

このトピックの内容
  1. 使用上の注意
  2. 設定