ArcGIS Arcade は、移植可能で軽量かつ安全な式言語です。 数学的計算を実行し、テキストを操作し、論理ステートメントを評価することができます。 Arcade 式は、ポップアップ、スタイル、およびラベルに関して Web マップで作成可能であり、ダッシュボードのマップ エレメントと詳細エレメントでサポートされています。
ダッシュボードでは、2 つの追加の方法で Arcade 式を利用できます。 ダッシュボードのデータ ドリブン エレメントのデータ ソースとして、データ式を使用できます。 リスト エレメント、インジケーター エレメント、およびテーブル エレメントで書式設定の式を使用して、ダッシュボード内でのそれらの外観に対する微調整された制御を提供できます。
データ式
データ ドリブン エレメントは、データ式を使用して、ダッシュボードのデータ ソースとして使用するフィーチャ セットを作成できます。 データ式は、ダッシュボードでの使用に向けたデータの準備に役立ちます。また、データ式では、既存のデータを結合、モデリング、または拡張することによって新たな考察を明確にすることができます。
データ式は FeatureSet を返す必要があります。 データ式は、ダッシュボード データの Arcade プロファイルを使用します。
書式設定の式
リスト エレメントおよびインジケーター エレメント、テーブル エレメントの高度な書式設定に Arcade 式を使用して、データ ポイントがどのようにレンダリングされるかをカスタマイズできます。 データ ポイントは、エレメントの構成方法に基づいて、フィーチャまたは統計情報のサマリーを表すことができます。 フィーチャを使用する場合は、1 つのデータ ポイントが 1 つのフィーチャを表します。 統計情報を使用する場合は、各データ ポイントがその統計情報の結果を表します。 高度な書式設定では、視覚的に説得力のある有益なエレメントをダッシュボードに作成できます。
書式設定の式は、キーと値のペアに基づいて、ディクショナリを返します。 エレメントに応じて、ディクショナリ キーのセットが異なります。 高度な書式設定では、特定のエレメント用の書式設定プロファイルが使用されます。