パイ チャートは、複数の部分に分かれた円形のチャートです。 各部分は、それが表す量に比例します。 パイ チャートは、データ ポイントの 1 つのシリーズを含んでいます。
パイ チャートを使用して、部分と全体の間の関係、つまりデータ構成を表示します。 パイ チャートは、個々の部分を互いに比較したり、正確な値を表したりすることを目的としていません (その目的には、シリアル チャートを使用してください)。 パイ チャートは、7 ~ 8 つよりも多いデータ ポイントを表示することも意図されていません。
下の図の上段はドーナツ チャートの例、下段はパイ チャートの例を示しています。
チャートのオプション
[チャート] タブで、チャート全体を表示する方法を構成できます。 パイ チャートをドーナツ チャートとして表示することもできます。 ドーナツ チャートは、パイ チャートの代替表現であり、スタック バー グラフ内の 1 つの縦棒を円形にしたものと見なすことができます。 ドーナツ チャートを作成するには、[内側の半径 (%)] 設定の値を大きくします。
チャートの両側、上、または下に表示されるラベルと凡例を構成することもできます。 パイ チャートの凡例を使用すると、凡例上のデータ ポイントをクリックして、そのデータ ポイントをチャートで表示したり非表示にしたりすることができます。
スライス オプション
[スライス] タブで、チャートの個々の部分を表示する方法を構成できます。 スライスごとに色、不透明度、アウトライン、表示ラベルを構成することができます。 [グループ化 (%)] 設定にグループ化の値を入力して、スライスをグループ化することもできます。 グループ化では、スライスがグループ化される割合の閾値を設定できます。 たとえば、グループ化の割合を 2 % に設定すると、チャート全体で 2 % を下回るすべてのスライスがグループ化されます。
アクション
対話式のダッシュボードでは、パイ チャートは、アクションのソースまたはターゲットになることができます。 このチャートは、アクションのソースとして使用する場合、単一選択モードまたは複数選択モードに構成することができます。 それによって、一度に選択できるデータ ポイントの数が決まります。 チャートがアクションのソースである場合は、たとえば、そのチャートから、マップ上で画面移動またはズームを開始したり、別のダッシュボード エレメントのフィルタリングを開始したりすることができます (「アクションのソースとしてのチャート」を参照)。 反対に、チャートがマップ範囲の変更などのアクションのターゲットである場合、そのチャートを、表示されるデータがマップの新しい範囲に一致するように、フィルタリングすることができます。