シーン内のレイヤーの時間の構成

シーン内に時間依存データが存在する場合、データのアニメーションを作成し、段階ごとに視覚化し、時間を追って現れるパターンや傾向を確認できます。 このタイプのアニメーションに適した時間依存データの例には、気象事象、人口移動、洪水の経過などが挙げられます。

[レイヤー プロパティ] の [時間] で、レイヤーの時間を構成できます。

時間の有効化

シーンに時間フィルターが適用されたときに、時間依存レイヤーを [タイム スライダー] と連動させるには、[時間の有効化] 切り替えボタンをオンにします。

注意:

[時間の有効化] 切り替えボタンは、時間対応データで構成されていないレイヤーでは使用できません。

レイヤーの表示期間の設定

すべてのレイヤーで、[タイム スライダー] の [時間フィルターの適用] オプションを使用すると、レイヤーの表示をオンにする特定の期間を設定できます。 これにより、指定した期間中はレイヤー全体が表示されます。 たとえば、再開発シナリオでは、将来の特定の期間のみ、テレインの 3D メッシュ シーン レイヤーを表示する必要があるとします。

1. [レイヤーの表示期間] 切り替えボタンをオンにします。

   期間パネルが展開されます。

2. [開始] に、レイヤー表示の開始日時を入力します。
3. [終了] に、レイヤー表示の終了日時を入力します。
4. [完了] をクリックし、[レイヤー マネージャー] ウィンドウに戻ります。
5. シーンを保存します。

   これで、このレイヤーはタイム スライダーと連動するように構成されました。