AO_100032: <レイヤー名> 内のフィーチャの数がゼロです

入力レイヤーに解析に使用できるフィーチャがなく、結果が空になる可能性があります。 この警告は一般的に、次の場合に発生します:

  • 処理範囲または解析設定が特定の地域に対して設定され、フィーチャが含まれないことの原因になっている。
  • レイヤーに、返すフィーチャのないフィルターが含まれている。
  • 入力が、フィーチャを生成しない解析からの出力である。

解決策

このエラーの解決策は、原因によって異なります。 エラーのトラブルシューティングを行い解決するには、以下を実行します:

  1. レイヤーにフィーチャがあることを確認します。 新しいフィーチャ レイヤーが作成されて追加されたフィーチャがない場合、既存のフィーチャがこれまでに削除された場合、または解析ツールが空の出力レイヤーを作成した場合に、空のフィーチャ レイヤーが存在する可能性があります。 フィーチャ レイヤーが空かどうかは、マップ上でレイヤーを表示する、レイヤーのテーブルを表示するか、ツール ウィンドウのレイヤー名の下に表示されるフィーチャの数を確認することで確認できます。

    注意:

    ModelBuilder を使用している場合、フィーチャの数は、モデルの最初のツールのツール ダイアログ ボックスでのみ確認できます。 エラーが発生しているツールの入力が別のツールからの出力の場合、データセットが中間データではなくホスト レイヤーであること、およびマップ上にレイヤーを表示するかテーブルを表示してフィーチャがあることを確認します。

    レイヤーが空の場合、2 番目の解決策に進みます。 レイヤーにレコードがある場合、3 番目の解決策に進みます。
  2. レイヤーにフィルターがあるかどうかを確認します。 レイヤーに結果が返されないフィルターが含まれる場合、フィルターを編集するか削除してから、このレイヤーを解析で使用します。
  3. 処理範囲環境設定で使用されているオプションを確認します。 [全体表示] 以外のオプションが使用されている場合、入力レイヤーの指定範囲内にのフィーチャが含まれていることを確認します。 処理範囲にフィーチャがない場合、環境設定を更新してツールを再度実行します。
    注意:

    ModelBuilder でツールを実行しているときは、環境設定は使用できません。


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