FeatureLayer.ElevateToField (.NET)

FeatureLayer.ElevateToField メソッドは、指定したフィーチャ レイヤーのエンティティー、およびこれらのフィーチャにリンクされている TEXT エンティティーの Z 座標を変更します。

• 選択セットが含まれていない場合、フィーチャ レイヤーのすべてのフィーチャが変更されます。
• この関数は、ポイント、ポリライン、ポリゴン、およびアノテーション フィーチャ レイヤーのエンティティーをサポートしています。

宣言

public int? Esri.ArcGISForAutoCAD.FeatureLayer.ElevateToField(Document doc, string flName, string field, string fieldUnits = null, double? zFactor = null, SelectionSet selectionSet = null)

パラメーター

タイプ	名前	説明	必須
ドキュメント	doc	操作対象の AutoCAD ドキュメント。	必須
string	flName	ドローイング内の既存のフィーチャ レイヤー名。	必須
string	field	数値のフィーチャ属性フィールド。	必須
string	fieldUnits	計測単位: "Feet"、"USFeet"、または "Meters"。	オプション (デフォルトでマップ単位に設定されます)
double	zFactor	各フィーチャの field 値を乗算して、標高を決定する量。 このパラメーターは fieldUnits パラメーターをオーバーライドします。	オプション (デフォルトは 1.0)
SelectionSet	selectionSet	変更されるフィーチャの制限に使用する AutoCAD 選択セット。 値を指定しない場合は、フィーチャ レイヤーのすべてのフィーチャが変更されます。	オプション (デフォルトはフィーチャ レイヤーの ALL のフィーチャ)

リターン

タイプ	説明
int?	変更されたエンティティーの数。

エラー条件に関する注記

パラメーターが無効な場合、このメソッドは例外をスローするか、0 または null を返すことがあります。

例 1

Elevation フィーチャ属性フィールドに基づいて、Contours フィーチャ レイヤーのすべてのフィーチャの標高を変更し、変更されたフィーチャの数を出力します。

// Initialize
var doc = Application.DocumentManager.MdiActiveDocument;

// Modify the z-values of the features
var count = Esri.ArcGISForAutoCAD.FeatureLayer.ElevateToField(doc, "Contours", "Elevation");

// Print the number of features with modified z-values
doc.Editor.WriteMessage ("Number of modified features: " + count);

/* Example output
Number of modified features: 49
*/

例 2

Spot_Elevation フィーチャ レイヤーのフィーチャの選択セットの標高を変更します。Elevation フィールドに格納されている標高はメートルからフィートへの換算に対応するために縮尺係数で乗算する必要があり、変更されたフィーチャの数を出力します。

// Initialize
var doc = Application.DocumentManager.MdiActiveDocument;
var selectionSet = doc.Editor.GetSelection().Value;

// Modify the z-values of the selected features
var count = Esri.ArcGISForAutoCAD.FeatureLayer.ElevateToField(doc, "Spot_Elevation", "Elevation", null, 3.28084, selectionSet);

// Print the number of features with modified z-values
doc.Editor.WriteMessage("Number of modified features: " + count);

/* Example output
Number of modified features: 3
*/

次もご参照ください。

esri_featurelayer_elevatetofield - 指定したフィーチャ レイヤーのエンティティ、およびこれらのフィーチャにリンクされている TEXT エンティティーの Z 座標を変更する AutoLISP 関数。