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DocFeatureLayer.ShareAsync (.NET)

DocFeatureLayer.ShareAsync メソッドは、指定した 1 つ以上の有効なドキュメント フィーチャ レイヤーからホスト フィーチャ レイヤーを作成します。 指定したドキュメント フィーチャ レイヤー定義とフィーチャがドローイングから削除され、現在のプロジェクト エリアに作成されたフィーチャが新しい Web フィーチャ レイヤーの適切な AutoCAD レイヤー上のドローイングに追加されます。

使用上の要件と動作は以下のとおりです。

  • ユーザーは指定された組織にサイン インし、データを作成または公開できる十分なユーザー ロールを持っている必要があります。
  • 指定したドキュメント フィーチャ レイヤーから、1 つ以上のフィーチャ レイヤーを含む単一のホスト フィーチャ レイヤー アイテムが作成されます。
  • 正常に実行された場合、新しいホスト フィーチャ レイヤーから、各ドキュメント フィーチャ レイヤーが Web フィーチャ レイヤーで置き換えられます。
  • すべての Web フィーチャ レイヤーと同様に、現在の「プロジェクト エリア」に含まれるフィーチャ エンティティーだけがドローイング セッションで再描画されます。
  • 作成されたフィーチャ ジオメトリーは、ホスト フィーチャ レイヤーの機能に制限され、テッセレーション化曲線などのジオメトリーを変更する場合があります。
  • 組織にサインインしていない場合、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。

宣言

public async Task<(bool Success, IEnumerable<string> Responses)> Esri.ArcGISForAutoCAD.DocFeatureLayer.ShareAsync(Document doc, string serviceName, IEnumerable<string> flNames, string url, string sharingSettings, Dictionary<string, object> hostSettings = null)

パラメーター

タイプ名前説明必須

ドキュメント

doc

操作対象の AutoCAD ドキュメント。

必須

string

serviceName

新しいホスト フィーチャ レイヤー名。 名前は 90 文字に切詰められます。

必須

IEnumerable<string>

flNames

共有されるドキュメント フィーチャ レイヤー名のコレクション。

必須

string

url

ホスト フィーチャ レイヤー アイテムが作成される ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise 組織の URL。

必須

string

sharingSettings

ホスト フィーチャ レイヤーの共有レベル。 オプションは、"Public""Private""Organization" です。

必須

Dictionary<string, object>

hostSettings

フィールドを制限し、適切なデフォルト値を返すオプション設定のディクショナリー。 次の表で、キーと値について説明します。

オプション

キータイプ値の説明必須

"Tags"

List<string>

新しいフィーチャ レイヤーの説明タグを文字列のリストとして示したもの。 ユーザーがタグを設定しない場合、デフォルトで "ArcGIS for AutoCAD" タグが割り当てられます。

オプション

"Description"

string

作成される新しいホスト フィーチャ レイヤーの説明。

オプション

"Folder"

string

新しいホスト フィーチャ レイヤーが作成されるフォルダーの名前。

オプション

"DisableEditorTracking"

ブール値

新しいフィーチャ レイヤーで編集情報の記録を無効にするかどうかを指定します。 デフォルトは false です。

オプション

"GroupsToShareWith"

List<string>

共有する組織のグループの名前。

オプション

"AddGPSFields"

ブール値

GPS メタデータ フィールドを新しいフィーチャ レイヤーに追加するかどうかを指定します。 デフォルトは false です。

オプション

"CreateWebFeatureLayerTemplate"

ブール値

ドキュメント フィーチャ レイヤー クエリーで設定された AutoCAD レイヤーを、新しく作成された Web フィーチャ レイヤーのシンボル レイヤーとして維持するかどうかを指定します。 これは、レイヤーにレイヤーのみのクエリーが存在し、クエリーに定義されているレイヤーが 1 つだけの場合にのみ動作します。 デフォルトは false です。

オプション

"EnableM"

ブール値

新しいフィーチャ レイヤーで M 値を有効にするかどうかを指定します。 デフォルトは false です。

オプション

"DefaultZ"

double

Z 値の編集をサポートしていない編集アプリケーションでの新しいフィーチャのデフォルトの Z 値。 Z 値の編集をサポートしていない ArcGIS for AutoCAD での編集時は、この値は適用されません。

オプション

リターン

タイプ説明

(bool Success, IEnumerable<string> Responses)

最初の値が Success 値、2 番目の値が Responses 値である名前付きタプル。 Success 値は、ドキュメント フィーチャ レイヤーが正常に共有されたかどうかを指定するブール値で、部分的に成功した場合は true を返します。 Successtrue の場合、Responses 値は、公開されたポータル アイテムの URL を文字列として含むコレクションになります。 Successfalse の場合、Responses 値は、ポータルからのエラー メッセージを含む、文字列エラー メッセージのコレクションになります。

エラー条件に関する注記

パラメーターが無効な場合、このメソッドは例外をスローするか、null を返すことがあります。

New_Construction という名前の新しいホスト フィーチャ レイヤー アイテム内のホスト フィーチャ レイヤーとして、Utility_Points および Service_Lines ドキュメント フィーチャ レイヤーの共有から作成されたポータル アイテム URL を出力します。

 // Initialize
 var doc = Application.DocumentManager.MdiActiveDocument;
 var serviceName = "New_Construction";
 var flNames = new List<string> { "Utility_Points", "Service_Lines" };
 var url = "https://arcgis.com/";
 var hostSettings = new Dictionary<string, object>
 {
   { "Description", "New construction." },
   { "Tags", new List<string> { "Construction", "CADwork" } },
   { "Folder", "CADwork" },
   { "GroupsToShareWith", new List<string> { "Group1", "Group2" } },
   { "CreateWebFeatureLayerTemplate", true },
 };

 // Share the document feature layers 
 var success = await Esri.ArcGISForAutoCAD.DocFeatureLayer.ShareAsync(doc, serviceName, flNames, url, "Private", hostSettings);

 // Print the portal item url
 if (success.Success == true)
{
  foreach (var response in success.Responses)
  {
    doc.Editor.WriteMessage("\nURL: " + response);
  }
}

else
{
  foreach (var response in success.Responses)
  {
    doc.Editor.WriteMessage("\nError: " + response);
  }
}

 /* Example output
 URL: https://arcgis.com//home/item.html?id=12345abcde54321abcde12345abcde54
 */

次もご参照ください。

esri_featurelayer_share - 指定した 1 つ以上の有効なドキュメント フィーチャ レイヤーからホスト フィーチャ レイヤーを作成する AutoLISP 関数。