方向付き画像フットプリントを構築 (Build Oriented Imagery Footprint) (方向付き画像)

サマリー

方向付き画像データセットのフットプリント フィーチャクラスを構築します。

使用法

    注意:

    このツールを実行すると、入力データが変更されます。 詳細と不要なデータの変更を回避するための方法については、「入力データを変更または更新するツール」をご参照ください。

  • [フットプリント オプション] パラメーターが [画像ごとに 1 つのフットプリント] または [すべての画像フットプリントをマージ] に設定されている場合、出力フットプリントは各画像の範囲を計算することによって算出されます。 方向付き画像データセットの属性テーブルで Camera HeadingCamera RollHorizontal Field of ViewVertical Field of ViewCamera HeightFar DistanceNear Distance の値を変更することによって、画像の範囲を調整できます。 360 度の画像の場合、範囲は Far Distance の値のみによって決まります。 方向付き画像データセットの属性テーブルでこれらの値が定義されていない場合、方向付き画像データセット プロパティのデフォルト値が使用されます。

  • [フットプリント データセットの場所] パラメーターの値が方向付き画像データセットのジオデータベースと同じである場合にのみ、出力フィーチャクラスが方向付き画像データセットの [フットプリント] プロパティとして追加されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
方向付き画像データセット

フットプリントが計算される方向付き画像データセット。

Oriented Imagery Layer
フットプリント データセットの場所

出力フットプリント フィーチャクラスが作成されるエンタープライズ ジオデータベースまたはファイル ジオデータベース。

Workspace; Feature Dataset
フットプリント データセットの名前

出力フットプリント フィーチャクラスの名前。

String
フットプリント オプション

フットプリントの作成に使用する方法を指定します。

  • 画像ごとに 1 つのフットプリントカメラ パラメーターに基づいて、各フィーチャからポリゴン フィーチャが作成されます。 このオプションは、フィーチャ ポイントの数が少なく、大きな投影エリアにフィーチャ ポイントが点在している場合に使用します。
  • すべての画像フットプリントをマージ個々のポリゴンが計算され、データセット用のフットプリントとしてさらに最適化された 1 つのポリゴン フィーチャにマージされます。
  • 各カメラ位置をバッファー処理方向付き画像データセットの遠距離平均値を使用して各フィーチャ ポイントがバッファー処理され、1 つのポリゴン フィーチャにマージされます。 このオプションはストリート ビュー画像に使用します。
  • フットプリントとしてのデータセット範囲方向付き画像データセットの範囲に基づいてフットプリントが作成されます。 このオプションは、小さなエリアに多数のカメラ ポイントが存在する場合に使用します。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力フットプリント

出力フットプリント フィーチャクラス。

Feature Class

arcpy.management.BuildOrientedImageryFootprint(in_oriented_imagery_dataset, out_dataset_path, out_dataset_name, footprint_option)
名前説明データ タイプ
in_oriented_imagery_dataset

フットプリントが計算される方向付き画像データセット。

Oriented Imagery Layer
out_dataset_path

出力フットプリント フィーチャクラスが作成されるエンタープライズ ジオデータベースまたはファイル ジオデータベース。

Workspace; Feature Dataset
out_dataset_name

出力フットプリント フィーチャクラスの名前。

String
footprint_option

フットプリントの作成に使用する方法を指定します。

  • PER_IMAGEカメラ パラメーターに基づいて、各フィーチャからポリゴン フィーチャが作成されます。 このオプションは、フィーチャ ポイントの数が少なく、大きな投影エリアにフィーチャ ポイントが点在している場合に使用します。
  • MERGE個々のポリゴンが計算され、データセット用のフットプリントとしてさらに最適化された 1 つのポリゴン フィーチャにマージされます。
  • BUFFER方向付き画像データセットの遠距離平均値を使用して各フィーチャ ポイントがバッファー処理され、1 つのポリゴン フィーチャにマージされます。 このオプションはストリート ビュー画像に使用します。
  • EXTENT方向付き画像データセットの範囲に基づいてフットプリントが作成されます。 このオプションは、小さなエリアに多数のカメラ ポイントが存在する場合に使用します。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_feature_class

出力フットプリント フィーチャクラス。

Feature Class

コードのサンプル

BuildOrientedImageryFootprint の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで BuildOrientedImageryFootprint 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.oi.BuildOrientedImageryFootprint(
    "C:/OrientedImageryExample/MyOI.gdb/MyOrientedImageryDataset", 
    out_dataset_path="C:/OrientedImageryExample/MyOI.gdb",
    out_dataset_name='MyOrientedImageryDataset_footprint',
    footprint_option='MERGE')