[新しいマルチファイル フィーチャ コネクション] ダイアログ ボックスは、単一のガイド付きエクスペリエンスにより、データセットに接続して時間やジオメトリなどのプロパティを柔軟に設定できます。 このマルチファイル フィーチャ コネクション ダイアログ ボックスでは、ジオメトリの計算、フィールドのフォーマット、データセットの結合などの時間のかかるワークフローが削除されているため、簡単かつスピーディにデータを準備できます。 このマルチファイル フィーチャ コネクション ダイアログ ボックスを使用すると、次の操作を実行できます。
- データへの接続とマルチファイル フィーチャ コネクションの作成
- マルチファイル フィーチャ コネクション データセットの編集
- データセットのプレビュー
[新しいマルチファイル フィーチャ コネクション] ダイアログ ボックスにアクセスするには、[挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[接続] ドロップダウン矢印 をクリックして、[新しいマルチファイル フィーチャ コネクション] をクリックします。
マルチファイル フィーチャ コネクションの作成には、次の 3 つのステップがあります。
- マルチファイル フィーチャ コネクションに接続する。
- マルチファイル フィーチャ コネクション データセットを構成する。
- マルチファイル フィーチャ コネクションを確認する。
接続
マルチファイル フィーチャ コネクションに接続するには、接続の名前と、データセットのフォルダーへのパスが必要です。 マルチファイル フィーチャ コネクションの名前とソース フォルダーを入力したら、[接続の作成] をクリックしてソース フォルダーへの接続を確立します。 接続に成功したデータセットと失敗したデータセットが返されます。 データセットを確認して、データセットが適切であることを確認し、問題があれば対処します。 データセットが適切であれば、[次へ] をクリックします。
構成
マルチファイル フィーチャ コネクションを構成すると、任意のデータセットに対して次の操作を行うことができます。
- 複製 - データセットへの参照を複製することで、さまざまな方法でデータセットを登録できます。
- 削除 - データセットへの参照を削除します。
- プロパティの編集 - データセットの時間、ジオメトリ、フィールド、ファイル設定、フィルターを変更します。
- プレビュー - 登録したデータセットのプレビューを表示します。
これらのオプションにアクセスするには、データセットを選択していずれかのボタンをクリックするか、右クリックしてオプションを選択します。 編集とプレビューについては、以下で詳しく説明します。
マルチファイル フィーチャ コネクションを作成する際は、参照が正しいことを確認することが重要です。 正常に動作していることを確認するには、プレビュー オプションを使用してデータのサンプルを確認し、構成済みのプロパティを表示して内容が適切であることを確認します。
プロパティの編集
プロパティを編集することで、マルチファイル フィーチャ コネクションの表示方法を変更することができます。 ソース データ タイプに応じて、5 種類のプロパティを変更できます。
プレビュー
プレビューでは、データセットの最初の 10 件のレコードが表示されます。 データセットが検出された後、またはプロパティを編集した後にデータセットをプレビューします。 フィールドと値が想定どおりに表示されることを確認します。
注意:
プレビューでは、ジオメトリ登録は表示されません。 ジオメトリと時間が想定どおりに表示されることを確認するには、マルチファイル フィーチャ コネクションで [データセットの記述 (Describe Dataset)] ツールを使用します。
確認
マルチファイル フィーチャ コネクションの出力場所、接続したソース フォルダー、検出されたデータセットを確認します。 [構成] ウィンドウに戻って変更を加えます。
完了
マルチファイル フィーチャ コネクションを構成したら、[完了] ボタンをクリックして終了します。 マルチファイル フィーチャ コネクション ファイル (.mfc) がプロジェクトのホーム フォルダーに作成されます。