方向付き画像データセットの作成 (Create Oriented Imagery Dataset) (方向付き画像)

サマリー

ジオデータベースに空の方向付き画像データセットを作成します。

使用法

• テンプレート データセットのフィールド、ドメイン、サブタイプ、属性ルールが方向付き画像データセットに転送されます。 このツールでは、方向付き画像データセットの必須フィールドと同じ名前のフィールドがすべて無視されます。

• 方向付き画像データセットの作成後に、[方向付き画像データセットに画像を追加 (Add Images To Oriented Imagery Dataset)] ツールを使用して画像を追加します。

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
方向付き画像データセットの場所	出力方向付き画像データセットが作成されるジオデータベース。 このワークスペースはすでに存在している必要があります。	Workspace; Feature Dataset
方向付き画像データセット名	作成する方向付き画像データセットの名前。	String
座標系	出力方向付き画像データセットの空間参照。	Spatial Reference
標高ソース (オプション)	データセットの標高ソースを指定します。 DEM—標高ソースは、ダイナミック イメージ サービスまたはタイル イメージ サービスのいずれかである数値標高モデルになります。 標高値 (一定)—標高ソースは、データセット全体で一定の地表面の標高値になります。	String
標高値 (一定) (オプション)	データセット全体で一定の地表面の標高値 (メートル単位)。 このパラメーターは、[標高ソース] パラメーターの値が [標高値 (一定)] として指定されている場合に有効になります。	Double
数値標高モデル (オプション)	入力数値標高モデルの名前。 ダイナミック イメージ サービスまたはタイル イメージ サービスを数値標高モデルとして使用できます。 このパラメーターは、[標高ソース] パラメーターの値が [DEM] として指定されている場合に有効になります。	Image Service
詳細レベル (オプション)	タイル スキーマの縮尺。 この縮尺はズーム レベルの値を表します。 レベルが上がるごとに、解像度とマップ縮尺が前のレベルと比べて 2 倍に向上します。 このパラメーターは、[数値標高モデル] パラメーターの値がタイル イメージ サービスの場合に有効になります。	String
ラスター関数 (オプション)	イメージ サービス レイヤーに適用されるラスター関数処理テンプレート。 このパラメーターは、[数値標高モデル] パラメーターの値がダイナミック イメージ サービスの場合に有効になります。	String
テンプレート データセット (オプション)	新しい方向付き画像データセットの属性フィールドを定義するためのテンプレートとして使用される方向付き画像データセットまたはテーブル。	Table View
方向付き画像データセットのエイリアス (オプション)	作成する方向付き画像データセットの代替名。	String
コンフィグレーション キーワード (オプション)	データのコンフィグレーション キーワード。 このパラメーターは、エンタープライズ データのみに適用されます。 これは、データベース テーブルの格納パラメーターを決定します。	String

派生した出力

ラベル	説明	データ タイプ
出力方向付き画像データセット	新しい出力方向付き画像データセット。	Oriented Imagery Dataset

Python

arcpy.management.CreateOrientedImageryDataset(out_dataset_path, out_dataset_name, spatial_reference, {elevation_source}, {constant_elevation}, {dem}, {lod}, {raster_function}, {template}, {out_dataset_alias}, {config_keyword})

名前	説明	データ タイプ
out_dataset_path	出力方向付き画像データセットが作成されるジオデータベース。 このワークスペースはすでに存在している必要があります。	Workspace; Feature Dataset
out_dataset_name	作成する方向付き画像データセットの名前。	String
spatial_reference	出力方向付き画像データセットの空間参照。	Spatial Reference
elevation_source (オプション)	データセットの標高ソースを指定します。 DEM—標高ソースは、ダイナミック イメージ サービスまたはタイル イメージ サービスのいずれかである数値標高モデルになります。 CONSTANT_ELEVATION—標高ソースは、データセット全体で一定の地表面の標高値になります。	String
constant_elevation (オプション)	データセット全体で一定の地表面の標高値 (メートル単位)。 このパラメーターは、elevation_source パラメーターの値が CONSTANT_ELEVATION として指定されている場合に有効になります。	Double
dem (オプション)	入力数値標高モデルの名前。 ダイナミック イメージ サービスまたはタイル イメージ サービスを数値標高モデルとして使用できます。 このパラメーターは、elevation_source パラメーターの値が DEM として指定されている場合に有効になります。	Image Service
lod (オプション)	タイル スキーマの縮尺。 この縮尺はズーム レベルの値を表します。 レベルが上がるごとに、解像度とマップ縮尺が前のレベルと比べて 2 倍に向上します。 このパラメーターは、dem パラメーターの値がタイル イメージ サービスの場合に有効になります。	String
raster_function (オプション)	イメージ サービス レイヤーに適用されるラスター関数処理テンプレート。 このパラメーターは、dem パラメーターの値がダイナミック イメージ サービスの場合に有効になります。	String
template [template,...] (オプション)	新しい方向付き画像データセットの属性フィールドを定義するためのテンプレートとして使用される方向付き画像データセットまたはテーブル。	Table View
out_dataset_alias (オプション)	作成する方向付き画像データセットの代替名。	String
config_keyword (オプション)	データのコンフィグレーション キーワード。 このパラメーターは、エンタープライズ データのみに適用されます。 これは、データベース テーブルの格納パラメーターを決定します。	String

派生した出力

名前	説明	データ タイプ
out_oriented_imagery_dataset	新しい出力方向付き画像データセット。	Oriented Imagery Dataset

コードのサンプル

CreateOrientedImageryDataset の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで CreateOrientedImageryDataset 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.oi.CreateOrientedImageryDataset("C:/data/output.gdb", "myOrientedImagery", 3857)

CreateOrientedImageryDataset の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで CreateOrientedImageryDataset 関数を使用する方法を示しています。

# Import system modules
import arcpy

arcpy.env.workspace = "C:/OrientedImageryExample"

# Set local variables
gdbName = "CreateOI.gdb"
oiName = "myFirstOI"
dataset = "C:/OrientedImageryExample/CreateOI.gdb/dataset"
spatialRef = arcpy.Describe(dataset).spatialReference
elvSource = "DEM"
demService = "https://elevation.arcgis.com/arcgis/rest/services/WorldElevation/Terrain/ImageServer/"

# Run Create Oriented Imagery Dataset 
arcpy.oi.CreateOrientedImageryDataset(
    gdbName, oiName, spatialRef, elevation_source=elvSource, dem=demService
)

環境

出力座標系, 地理座標系変換, 出力データのコンフィグレーション キーワード, 出力データの XY ドメイン, XY 座標精度, XY 許容値