マップまたはレイアウトの印刷

マップまたはレイアウトを作成した後に、それらを印刷して共有することができます。

マップまたはレイアウトを印刷するには、次の手順に従います。

  1. マップまたはレイアウトがアクティブなビューになっていることを確認します。
  2. [共有] タブの [出力] グループで、アクティブなビューに応じて [マップの印刷] 印刷 または [レイアウトの印刷] レイアウトの印刷 をクリックします。

    [マップの印刷] または [レイアウトの印刷] ウィンドウが表示されます。

  3. [プリンター名] ドロップダウン リストからプリンターを選択します。
  4. ページ方向や部数など、印刷ジョブのその他の追加プロパティを設定します。
  5. [印刷] をクリックします。
  6. 印刷が完了したら、必要に応じて別のマップまたはレイアウト ビューを選択して印刷できます。

印刷オプション

[レイアウトの印刷] ウィンドウおよび [マップの印刷] ウィンドウでは、さまざまな印刷オプションを設定できます。 オプションは大半のプリンターで共通です。 その他のプリンター固有のプリンター プロパティにアクセスする必要がある場合は、プリンター名の下にある [プロパティ] ボタンをクリックします。

ウィンドウでは、次のプロパティが設定できます。

プロパティ説明
プリンター名

ジョブが送信されるプリンター。

サイズ

マップまたはレイアウトが印刷される用紙サイズ。

ソース

プリンターの給紙方法 ([トレイ 1]、[トレイ 2] など)。

方向

印刷するページ方向。 レイアウトを印刷する場合、レイアウト ページの方向とは異なる方向に設定できます。 [縦] Portrait または [横] Landscape を選択します。

部数

レイアウトまたはマップの印刷回数。

白黒で印刷

マップまたはレイアウトを白黒で印刷します。 プリンターがカラー印刷をサポートしている場合に、カラーで印刷するにはこのオプションをオフにします。

画像として印刷

プリンターに送信される前に印刷ジョブがラスター コンテンツに変換されます。 選択したプリンター ドライバーに印刷ジョブの処理の問題がある場合に色とコンテンツの忠実度の問題を軽減するのに役立ちます。

このオプションのチェックボックスをオフにした場合、メタファイル情報がプリンター ドライバーに直接送信され、プリンターのネイティブ フォーマットに変換されます。

タイル

ページのサイズと方向がプリンターの用紙サイズと方向に一致しない場合のレイアウトの印刷方法。 詳細については、以下の「タイル印刷」セクションをご参照ください。

出力品質

ラスター解像度 (dpi) を決定するラスター リサンプリングの量。 ラスター解像度は、プリンターの解像度との比率です。 この比率が 1:3 に設定されている場合、ラスター データはプリンターに設定された dpi の 3 分の 1 の dpi で印刷されます。 この比率を変更してラスター データの品質を上げるか、品質を下げて速く印刷することができます。 マップにラスター データが含まれていない場合、この設定は適用されません。

マップ シリーズ

印刷されるマップ シリーズ ページ。 詳細については、以下の「マップ シリーズの印刷」セクションをご参照ください。

ファイルへ出力

すぐに印刷せずに、プリンター ファイル (.prn) を作成します。 [参照] ボタン 参照 を使用して、ファイルを作成する場所を設定します。

タイル印刷

タイル オプションを使用して、プリンター用紙上でのレイアウトの印刷方法を指定します。 タイル オプションは、レイアウトがプリンターの用紙サイズよりも大きい、または小さい場合に、レイアウトを縮尺印刷するかどうかを決定する重要なオプションです。 レイアウトがプリンター用紙と同じサイズの場合、縮尺印刷は行われません。 レイアウトがプリンターの用紙サイズに収まるかどうかを判断するには、[タイル] セクションを確認します。 プリンター用紙の画像と、レイアウト上のエレメントを表す青色のマップが表示されます。 マップ エリアが用紙エリアの外側にある場合、レイアウトはプリンター用紙に収まりません。レイアウト全体を印刷するには、別のタイル オプションを使用する必要があります。 次の 3 つのオプションがあります。

  • [実際のサイズ] - プリンター用紙のサイズに合わせずに、実際のサイズでレイアウトを印刷します。 このオプションは、レイアウトがプリンター用紙と同じサイズの場合や、周囲に余白がある大きなプリンター用紙に小さなレイアウトを印刷する場合に使用します。
  • [用紙サイズに合わせる] - レイアウトを縮小または拡大して、プリンター用紙に合わせます。 このオプションは、レイアウトをページ全体に印刷する必要がある場合に、プリンター用紙よりも大きい、または小さいレイアウトに使用します。
  • [特大タイル] - 複数のページにレイアウト全体を印刷します。 このオプションは、レイアウト サイズを維持する必要がある場合に、プリンター用紙サイズより大きいレイアウトに使用します。

[特大タイル] を選択すると、すべてのタイルまたは選択したタイルを印刷できます。 特定のタイルのみを印刷するには、[タイル] ボタンを選択し、テキスト ボックスにタイル番号を入力します。 [オーバーラップ] テキスト ボックスに値を入力して、印刷領域のオーバーラップをポイント単位で指定することもできます。 このオーバーラップは、印刷後にタイルをつなぎ合わせる際に役立ちます。

注意:

[実際のサイズ] および [特大タイル] オプションは、レイアウトのみで使用できます。 マップは常に [用紙サイズに合わせる] に設定されています。

マップ シリーズの印刷

印刷するレイアウトにマップ シリーズが含まれている場合、印刷するマップ シリーズのページを選択できます。 [マップ シリーズ] 見出しを展開して、ページを選択します。 次のオプションを利用できます。

  • [すべて] - マップ シリーズのすべてのページを印刷します。
  • [現在] - レイアウト ビューに現在表示されているページのみを印刷します。
  • [選択したインデックス フィーチャ] - マップで選択したインデックス フィーチャのマップ シリーズ ページを印刷します。 インデックス フィーチャの選択シンボルを表示または非表示にすることができます。
  • [選択したページ] - [コンテンツ] ウィンドウで選択したページを印刷します。
  • [ページ範囲] - 指定したページのみを印刷します。

注意:

[選択したインデックス フィーチャ]ブックマーク マップ シリーズには使用できません。ブックマーク マップ シリーズにはインデックス レイヤーが存在しないからです。

[ページ範囲] を選択したら、印刷するページを入力する必要があります。 カンマで区切られた個別のページ番号か、ダッシュで区切られたページ範囲を入力できます。 たとえば、「1,2,5-8」と入力した場合、マップ シリーズの 1、2、5、6、7、8 ページが印刷されます。

印刷対象がマップの場合や、印刷するレイアウトにマップ シリーズが含まれていない場合、これらのオプションは利用できません。