ArcGIS Workflow Manager では、戻り値や出力値を使用して、ステップの結果を評価することができます。 戻り値は、ワークフロー ダイアグラムの完了したステップごとに格納され、ArcGIS Arcade 式を使用してワークフローの任意のポイントからアクセスすることができます。 ステップの戻り値は、ステップが正常に完了したか、または失敗したかを示し、分岐パターンのワークフロー ダイアグラムで、複数の使用可能なパスを含む判断ポイントの作成に使用できます。
出力値は、出力値を生成する完了したステップに対して格納されます。 出力値は、ArcGIS Arcade 式を使用して、ワークフローの任意のポイントからアクセスできます。 たとえば、ジオプロセシング サービスの実行ステップの出力値を使用して、以下を実行できます。
- [ジョブ プロパティの更新] または [1 対多のジョブ プロパティの更新] ステップを使用して、ジョブの拡張プロパティ テーブルに値を格納する。
- [電子メールの送信] ステップを使用して電子メール通知を送信する。
- 完了する必要がある後続ステップを決定する。
- ワークフロー全体を通じて、後続ステップに動的な入力値を指定する。