ArcGIS Workflow Manager Server は、独自のコンピューターまたはホスティング サーバー コンピューターにインストールできます。 本番環境では、ArcGIS Workflow Manager Server を独自のコンピューターにインストールすることをお勧めします。 ArcGIS Workflow Manager Server を独自のコンピューターにインストールするには、ArcGIS Server を同じコンピューターにインストールする必要がありますが、GIS サーバーとしてライセンス付与する必要はありません。 ArcGIS Workflow Manager Server ライセンスは、コンピューター上の ArcGIS Workflow Manager Server 機能のみへのアクセスを提供します。
ArcGIS Workflow Manager (Classic) エクステンションから Workflow Manager サービスベースのアーキテクチャに移行する場合、Workflow Manager Server ロールをインストールしてライセンスを取得する必要があります。
- 管理者権限を持つユーザーとしてサイン インします。
- Workflow Manager Server をインストールするコンピューターの認証ファイルを取得します。
- My Esri にサイン インします。
- [組織] タブをクリックします。
- [ダウンロード] タブをクリックします。
[製品] ページが表示されます。
- ArcGIS Enterprise (Linux) を見つけて、[ダウンロードの表示] をクリックします。
[コンポーネントのダウンロード] タブが表示されます。
- [プロダクト コンポーネント] セクションを展開します。
- ArcGIS Workflow Manager Server セットアップ パッケージの [ダウンロード] をクリックします。
- セットアップ パッケージが格納されている場所を参照して選択し、そのコンテンツを抽出します。
$ tar -zxvf ArcGIS_WorkflowManager.tar.gz - 抽出されたセットアップ ファイルが格納されている場所を参照して選択し、Setup.sh を実行して、インストールを開始します。
- ArcGIS Server ソフトウェア認証ツールを実行して、Workflow Manager Server をライセンス認証します。
$ <arcgis-server-install-location>/tools/authorizeSoftware - Workflow Manager Server サービスを有効化して、オペレーティング システムから自動的に起動するように Workflow Manager Server を構成します。
Workflow Manager Server サービスの有効化
オペレーティング システムから起動するように Workflow Manager Server を構成するには、次の手順を実行します。
- root ユーザーに切り替えます。
- Workflow Manager Server サービス ユニット ファイルを systemd サービスにコピーします。
# cp <arcgis-server-install-location>/WorkflowManager/bin/workflowmanager.service /etc/systemd/system - コンピューターが再起動されると、自動的に起動するように Workflow Manager Server サービスを有効化します。
# systemctl enable workflowmanager.service - Workflow Manager Server サービスを再起動してそのステータスを確認し、systemd サービスが正しく構成されていることを確認します。
# systemctl stop workflowmanager.service # systemctl start workflowmanager.service # systemctl status workflowmanager.service - オペレーティング システムを再起動し、Workflow Manager Server が起動することを確認します。
可用性の高い Workflow Manager Server 配置を設定する場合は、コンピューターごとにインストール手順を繰り返します。