次のセクションでは、ArcGIS Workflow Manager が管理するジョブの位置情報を取得できる ArcGIS Arcade 式について説明します。 これらの式は、レポートに使用したり、ジオプロセシング ツールと併用したり、解析を実行するサービスに使用したりすることができます。
GeoJsonToEsriJson
GeoJsonToEsriJson 式は、指定したジオメトリ タイプに一致する指定したフィーチャ コレクションに含まれる最初のフィーチャのジオメトリを GeoJSON 形式から EsriJSON 形式に変換して、そのジオメトリを返します。
パラメーター
GeoJsonToEsriJson(feature_collection, geometry_type)
名前 | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
feature_collection | 変換するジオメトリを含むフィーチャ コレクション。 | 文字列 |
geometry_type | 変換するジオメトリのタイプ。 | 文字列 |
出力
指定したジオメトリ タイプに一致する指定したフィーチャ コレクションに含まれる最初のフィーチャのジオメトリを GeoJSON 形式から EsriJSON 形式に変換して、そのジオメトリを文字列として返します。
式の例
次の式は、現在のジョブの拡張プロパティ テーブルのポイント フィーチャを GeoJSON 形式から EsriJSON 形式に変換します。
GeoJSONToEsriJson(JobExtendedProperty($Job, 'assets', 'geojson'),'Point')
{\"x\":1.1354588060913904e7,\"y\":55660.45186542052}
JobLocation
JobLocation 式は、ジョブの位置ジオメトリの範囲を返します。
注意:
この式は、ジョブの位置の範囲のみを返し、ジョブの位置ジオメトリは返しません。
パラメーター
JobLocation(job_id)
名前 | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
job_id | ジョブの ID です。 | 文字列 |
出力
ジョブの位置から作成された範囲オブジェクトを MinX, MinY, MaxX, MaxY, WKID 形式で返します。
式の例
次の式は、現在のジョブの位置の範囲を返します。
JobLocation($Job)
9862243.197380835,5108823.353604797,-9801843.791879544,5133768.0805264525,3857