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パスの構成

ArcGIS Workflow Manager のパスは、ワークフローのステップを接続します。 各ステップに複数のパスを構成でき、前のステップの結果に基づいて、ワークフローの次のステップをユーザーやグループに動的に割り当てることができます。

ワークフロー ダイアグラムのステップにパスを追加および構成するには、以下を実行します。

  1. ワークフロー キャンバスで、パスを追加するステップの上にカーソルを置きます。

    ステップの接続ポイントが表示されます。

    ステップの上にカーソルを置くと、ステップの接続ポイントが表示されます。
  2. 接続ポイントをクリックし、ワークフロー内の他のステップの接続ポイントにドラッグします。
    接続ポイントを他のステップの接続ポイントにドラッグし、パスを追加します。

    [パスの詳細] パネルが表示されます。

    ヒント:

    パスを削除するには、パスをクリックして Delete キーを押します。

  3. 必要に応じて、パスのノードをドラッグし、パスの形状や位置を変更します。
  4. [パスの詳細] パネルの [パスの割り当て] の下にある [入力タイプの変更] ドロップダウン矢印をクリックし、次のオプションのいずれかを選択します。
    • [選択] - パスの割り当てに静的な値を選択します。
    • [Arcade 式] - 動的なジョブ プロパティを使用して、実行時にパスの割り当てを決定します。
  5. [選択] を選択した場合、[パスの割り当て] ドロップダウン矢印をクリックし、次のオプションのいずれかを選択します。
    • [ジョブ作成者] - ジョブを作成したユーザーにステップを再割り当てします。
    • [ジョブ所有者] - ジョブを所有するユーザーにステップを再割り当てします。
    • [最終実行者] - ステップを最初に実行したユーザーにステップを再割り当てします。
    • [割り当ての維持] - 前のステップを実行したユーザーにステップを割り当てます。 これがデフォルトです。
    • [<ユーザー名>] - 指定したユーザーにステップを割り当てます。
    • [<グループ名>] - 指定したグループにステップを割り当てます。
    ヒント:

    また、[パスの割り当て] コンボ ボックスにキーワードを入力して、そのキーワードを含むオプションを表示するようにリストをフィルタリングすることもできます。

  6. [Arcade 式] を選択した場合は、以下を実行します。
    1. [Arcade 式] テキスト ボックスに Arcade 式を入力します。
      ヒント:

      [この入力は Arcade 式をサポートします] This input supports Arcade expressions をクリックし、ArcGIS Arcade 式を選択して関連するテキスト ボックスに追加します。

    2. 次のパスの割り当てオプションの中から 1 つを選択します。
      • [ユーザー] - Arcade 式がユーザーを返す場合、このオプションを選択します。
      • [グループ] - Arcade 式がグループを返す場合、このオプションを選択します。
      注意:

      Arcade 式がユーザーまたはグループを返さない場合、そのステップは未割り当てのため、ユーザーまたはグループに手動で割り当てる必要があります。

  7. パスの割り当てがステップをグループに割り当てるように構成されている場合、必要に応じて [グループ割り当てを強制的に実行] チェックボックスをオンにし、ステップを実行しているユーザーがグループのメンバーであっても、ステップが常にグループに割り当てられるようにします。
  8. 必要に応じて、[ステータス] ドロップダウン矢印をクリックし、パスをたどる際にジョブに割り当てるステータスを選択します。

    [ステータス] コンボ ボックスにカスタム ステータス名を入力することもできます。

  9. 必要に応じて、次の [パス ロジック] オプションのいずれかを選択します。

    • [リターン コード] - 直前に実行したステップからの戻り値を評価し、ワークフロー ダイアグラムの次のステップを決定します。

      たとえば、[バージョンの作成] ステップは、Return Code = Success と Return Code = Failure の 2 つのパスで構成できます。 [バージョンの作成] ステップが正常に実行された場合、ジョブは [場所の定義] ステップに進みます。 ステップが失敗した場合、バージョンを作成するのに十分な権限を持つユーザーでステップを再度実行するよう求められます。 複数の戻り値の組み合わせは、AND および OR 論理演算子を使用して管理することもできます。 たとえば、2 つの戻り値が構成され、OR 論理演算子が使用されている場合、ステップの戻り値がいずれかの値に一致した際にパスがたどられます。 ただし、AND 論理演算子が使用されている場合、ステップの戻り値が両方の値に一致した際にのみ、パスがたどられます。 戻り値を追加するには、[リターン コードの追加] をクリックします。

    • [式] - 直前に実行したステップからの戻り値を評価するか、ArcGIS Arcade 式を使用して実行されたステップの出力値を評価することで、ダイアグラムの次のステップを決定します。

      たとえば、[ジオプロセシング サービスの実行] ステップの出力値が 123 の場合、 JobOutputValue($Job, 'd27395ec-ddfe-2b11-777a-6df02e86d835', 'num_acres') > 50 Arcade 式を使用して、エーカー数が 50 より大きいかどうかを判断できます。 パスでサポートされている Arcade 式の値は、Boolean、日付、ドメイン、double、整数、および文字列です。

    • [任意] - 前のステップの戻り値にかかわらず、ワークフローの次のステップに進みます。
  10. 上記のステップを繰り返し、パスをさらに追加および構成します。

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