ArcGIS Workflow Manager のパスは、ワークフローのステップを接続します。 各ステップに複数のパスを構成でき、前のステップの結果に基づいて、ワークフローの次のステップをユーザーやグループに動的に割り当てることができます。
ワークフローのステップにパスを追加および構成するには、次の手順を実行します。
- ワークフロー キャンバスで、パスを追加するステップの上にカーソルを置きます。
ステップの接続ポイントが表示されます。
- 接続ポイントをクリックし、ワークフロー内の他のステップの接続ポイントにドラッグします。
[パスの詳細] パネルが表示されます。
ヒント:
パスを削除するには、パスをクリックして Delete キーを押します。
- 必要に応じて、ノードをクリックして目的の位置にドラッグすることで、パスを調整します。
- [パスの割り当て] ドロップダウン矢印をクリックし、次のオプションのいずれかを選択します。
- [割り当ての維持] - 前のステップを実行したユーザーにステップを割り当てます。 これがデフォルトです。
- [最終実行者] - ステップを最初に実行したユーザーにステップを再割り当てします。
- [<ユーザー名>] - 指定したユーザーにステップを割り当てます。
- [<グループ名>] - 指定したグループにステップを割り当てます。
ヒント:
また、[パスの割り当て] コンボ ボックスにキーワードを入力して、そのキーワードを含むオプションを表示するようにリストをフィルタリングすることもできます。
- 必要に応じて、[ステータス] ドロップダウン矢印をクリックし、パスをたどる際にジョブに割り当てるステータスを選択します。
- 必要に応じて、次の [パス ロジック] オプションのいずれかを選択します。
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[リターン コード] - 完了したステップからのリターン コード値を評価し、ワークフロー ダイアグラムの次のステップを決定します。
たとえば、[バージョンの作成] ステップは、Return Code = Success と Return Code = Failure の 2 つのパスで構成できます。 [バージョンの作成] ステップが正常に実行された場合、ジョブは [場所の定義] ステップに進みます。 ステップが失敗した場合、バージョンを作成するのに十分な権限を持つユーザーでステップを再度実行するよう求められます。 リターン コード値の複数の組み合わせは、AND および OR 論理演算子を使用して管理することもできます。 たとえば、2 つのリターン コードが構成され、OR 論理演算子が使用されている場合、ステップのリターン コードがいずれかの値に一致した際にパスがたどられます。 ただし、AND 論理演算子が使用されている場合、ステップのリターン コード値が両方の値に一致した際にのみ、パスがたどられます。 リターン コードを追加するには、[リターン コードの追加] をクリックします。
[式] - 完了したステップからのリターン コード値を評価して ArcGIS Arcade 式と比較することで、ダイアグラムの次のステップを決定します。
たとえば、ジオプロセシング サービスの実行ステップから 10 features clipped という出力文字列が返された場合、Find('clipped',$retVal)== 0 Arcade 式を使用して、クリップされたフィーチャの数を求めることができます。 $retVal==$stepSuccess および $retVal==$stepFailed Arcade 式を使用して、ステップの成功とステップの失敗を管理するためのステップ パスを構成することもできます。 パスでサポートされている Arcade 式のリターン コード値は、文字列、float、日付、および Boolean です。
- [任意] - 前のステップの結果 (リターン コード値) にかかわらず、ワークフローの次のステップに進みます。
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