[トレース] ツールを使用して、ユーティリティ ネットワークおよび指定トレース構成とともに公開されている Web マップに対してトレースを実行できます。
注意:
ユーティリティ ネットワークとともに公開されている Web マップには、マップ定義内にいくつかの指定トレース構成が含まれていることがあります。 トレースを実行するには、その前にトレース オプションを設定する必要があります。
一般的なトレースの使用例には以下のようなものがあります。
- 水の供給を停止するために閉じる必要があるシステム バルブと、結果的に発生する断水の影響を受ける顧客を特定するために、分離性のトレースを実行します。
- 雨水システムの汚染源として考えられる場所を特定するため、上流トレースを実行します。
- 新たに編集されたフィーチャが、予期したとおりに接続されていることを確認するため、分岐バージョンで接続解析トレースを実行します。
- 回路やゾーンなどのサブネットワークが定義されていること、または適切に編集されたことを確認するため、サブネットワーク トレースを実行します。
トレースの実行
ユーティリティ ネットワークに対するトレースを構成したら、[トレース] ツールを使用して 1 つ以上のトレースを同時に実行できます。
トレースを実行するには、次の手順を実行します。
- Web Editor でユーティリティ ネットワークを含むマップを開きます。
- [ユーティリティ ネットワーク ツール]
をクリックします。
[ユーティリティ ネットワーク ツール] にアクセスするには、マップにユーティリティ ネットワークが含まれている必要があります。
[ユーティリティ ネットワーク] ツールバーがマップに表示されます。
- [トレース]
をクリックします。
- [入力] タブで、[トレース タイプ] メニューをクリックし、指定トレース構成から選択します。
複数の指定トレース構成を選択できます。
- 次の手順により、始点を追加します。
- [始点] セクションで、追加ボタン
をクリックします。
- 始点をマップに追加します。
始点はフィーチャと交差する必要があります。
- 始点に複数のターミナルがある場合、フィーチャ名の横の [展開]
をクリックします。
始点に 1 つのターミナルのみがある場合は、サブステップ e に進みます。
- [ターミナルの選択] メニューをクリックし、1 つまたは複数のターミナルを選択します。
- 上述のステップを繰り返して、必要に応じて始点をさらに追加します。
- [始点] セクションで、追加ボタン
- 必要に応じて、次の手順によりバリアを追加します。
- [バリア] セクションで、追加ボタン
をクリックします。
- バリアをマップに追加します。
バリアはフィーチャと交差する必要があります。
- バリアに複数のターミナルがある場合、フィーチャ名の横の [展開]
をクリックします。
バリアに 1 つのターミナルのみがある場合は、サブステップ e に進みます。
- 必要に応じて、[ターミナルの選択] メニューをクリックし、1 つまたは複数のターミナルを選択します。
- 上述のステップを繰り返して、必要に応じてバリアをさらに追加します。
- [バリア] セクションで、追加ボタン
- [実行] をクリックします。
トレースが正常に実行されると、その結果が [結果] タブに表示されます。
- 右矢印
をクリックして結果を展開します。
個別のトレース レコードに到達するまでトレースを展開できます。 レコードをクリックすると、マップがその位置にズームします。
- [すべてクリア] をクリックして、トレースを終了します。
トレース結果を消去するかどうかを確認するよう求められます。
- [OK] をクリックして結果を消去するか、[キャンセル] をクリックして結果の表示を続けます。