ArcGIS Urban には、概要、プランとプロジェクトの表示操作、プランとプロジェクトの編集操作の 3 つのユーザー インターフェイス (UI) があります。
注意:
Urban の UI の外観は、ライトとダークの 2 つのモードがあります。 アプリの右上にあるボタンをクリックすると、モードが変更されます。
概要のユーザー インターフェイス
概要は 1 つの都市にすべてのプラン、プロジェクト、インジケーター一式が表示されたビューです。 概要の UI には、次の主要なエレメントが含まれています。
- ビュー - プランとプロジェクトが複数の色の建物、分析範囲、ピンで表される 1 つの都市の 3D モデル。 プランまたはプロジェクトの詳細情報を参照するには、ピンの上にマウス ポインターを置きます。
- 検索パネル - 対話形式のサイド パネルで、検索およびフィルター機能があり、プラン、プロジェクト、インジケーターのリストが表示されます。
ArcGIS Urban を起動すると、最初に概要が表示されます。 概要は権限に応じて、読み取り専用である場合と、プラン、プロジェクト、インジケーターの作成と編集を行うための開始ポイントとなる場合があります。 管理者は、概要のデータ マネージャーを使用して Urban を構成できます。
次の画像は、概要の UI を示したものです (編集権限ありとなしの場合)。
プランとプロジェクトの表示操作
表示操作は、Urban ライセンスが割り当てられていないユーザーが利用できます。 プランまたはプロジェクトを表示するには、検索パネルを使用するか、概要で対応する位置ピンをクリックします。 [概要に戻る] ボタン 
をクリックして、表示操作を閉じ、概要に戻ります。
プランの表示操作
サイン インしていないユーザーは、パブリックな共有プランで次の操作を実行できます。
- プラン情報を表示する。
- シナリオを切り替えます。
- マップ上のコンテンツ (将来の建物を含む) を確認する。
- ゾーニング モードを開き、境界、凡例、数字を表示する。
- 開発モードを開き、配色された領域、凡例、数字を表示する。
- ダッシュボードを開き、数値とチャートを表示する。
- レイヤーをオン/オフにする。
- 観測点を使用してナビゲーションを行う。
- 日光ツールで影の調整とアニメーション表示を行う。
- 解析ツールを使用する。
- スクリーンショットを取得する。
プロジェクトの表示操作
サイン インしていないユーザーは、パブリックな共有プロジェクトで次の操作を実行できます。
- プロジェクト情報とステータスを表示する。
- シナリオを切り替えます。
- マップ上のコンテンツ (3D モデルを含む) を確認する。
- ダッシュボード内の指標を確認する (構成されている場合)。
- レイヤーをオン/オフにする。
- 日光ツールで影の調整とアニメーション表示を行う。
- 観測点を使用してカメラ位置に移動する (構成されている場合)。
- 3D ナビゲーション ツールを使用する。
- スクリーンショットを取得する。
- ヘルプ メニューにアクセスする。
プランとプロジェクトの編集操作
編集操作は、Urban ライセンスを持つユーザーが利用できます。 編集操作では、適切な権限がある場合、プランまたはプロジェクトのコンテンツを表示および編集できます。 詳細については、「ワークフローのアクセシビリティー」をご参照ください。 プランまたはプロジェクトを編集するには、検索パネルを使用するか、概要で対応する位置ピンをクリックします。 [概要に戻る] ボタン をクリックして、編集操作を閉じ、概要に戻ります。
プランの編集操作
プランの編集中、UI が以下のモードに分割され、ヘッダーの右側に表示されます。
- 詳細
- サムネイル画像、プランの説明、プランの開始日と終了日を表示し、分析範囲を編集します。 - ゾーニングまたは土地利用
- ゾーニングまたは土地利用 (編集しているプランの種類による)、オーバーレイ、区画のオーバーライドを編集および構成します。 - 開発
- 区画ジオメトリーの編集、建物タイプの適用、建物の生成、空間の設計と編集、区画の解体、区画の適合性の評価を行います。 - ダッシュボード
- シナリオの指標を表示します。 ダッシュボードでは、さまざまなチャート タイプを変更し、指標を調整します。 - ディスカッション
- ユーザー グループで設計のレビューとコメント入力を行い、パブリック フィードバックを表示します。
次の表に、番号付きのプラン編集操作 UI アイテムの説明を示します。
| UI アイテム | 説明 |
|---|---|
1 - メニュー ボタン | レイヤーのサイド パネルを開く/閉じる操作を行います。 |
2 - 概要に戻る | プラン エディターを閉じて、概要に移動します。 |
3 - プランのオプション | Web シーンへのシナリオのエクスポート、複製したプランの保存、プランの共有、プラン構成へのアクセスを行います。 |
4 - 元に戻す、およびやり直し | 変更の取り消しとやり直し |
5 - シナリオ スイッチャー | シナリオを切り替えます。 |
6 - シナリオの構成 | シナリオを追加および構成します。 |
7 - 詳細モード | サイド パネルを開き、サムネイル画像の表示、プランの説明の読み取り、プランの開始日と終了日の表示、分析範囲の編集を行います。 |
8 - ゾーニング モード | ゾーニング、オーバーレイ、区画のオーバーライドを編集および構成するサイド パネルを開きます。 土地利用プランでは、オプションは [土地利用] になります。 |
9 - 開発モード | 区画の開発と空間の編集を行うサイド パネルを開きます。 |
10 - ダッシュボード モード | 指標を表示するダッシュボードの表示と編集を行うサイド パネルを開きます。 |
11 - ディスカッション モード | ユーザー グループで設計のレビューとコメント入力を行ったり、パブリック フィードバックを表示したりするサイド パネルを開きます。 |
12 - サインイン ボタン | サイン イン/アウトと、アカウントの切り替えを行います。 |
13 - 展開ボタン | サイド パネルを展開および折りたたみします。 |
14 - ワークフロー ツールバー | アクティブなモードに基づいてツールを使用します。 |
15 - ビュー ツールバー | これらのツールを使用して、ビューを調整、移動、分析します。 |
16 - コンテキスト レイヤー | レイヤーを表示/非表示にします。 このリストは、コンテキストをプランまたはシナリオに追加した場合のみ利用できます。 |
17 - 設計レイヤー | レイヤーを表示/非表示にします。 |
18 - ベースマップ | ベースマップ ビュー間を切り替えます。 |
プロジェクト編集操作
プロジェクトの編集中、UI はビューの左側にある 4 つのモードに分けられます。
- 情報 - サムネイル画像、プロジェクトの説明、ステータス、プロジェクトの開始日と終了日、座標系などを表示します。
- 開発
- 3D モデルをアップロードし、建物ボリューム、対象物、サーフェスを追加します。 - 解析
- 解析ツールおよびすでに実施された解析のリストを表示します。 - ディスカッション - ユーザー グループで設計のレビューとコメント入力を行います。
次の表に、番号付きのプロジェクト編集操作 UI アイテムの説明を示します。
| UI アイテム | 説明 |
|---|---|
1 - 情報モード | サイド パネルを開き、サムネイル画像の表示、プロジェクトの説明の読み取り、プロジェクトの開始日と終了日の表示を行います。 |
2 - 開発モード | サイド パネルを開いて、3D モデルをアップロードし、建物ボリューム、対象物、サーフェスを追加します。 |
3 - 解析モード | サイド パネルを開いて、解析を追加および確認します。 |
4 - ディスカッション モード | ユーザー グループで設計のレビューとコメント入力を行うサイド パネルを開きます。 |
5 - 3D モデルのアップロード | ファイルを選択して 3D モデルをアップロードします。 |
6 - 対象物 | さまざまな樹木、乗り物、家具から選択して、マップに配置します。 |
7 - ボリュームとサーフェス | 建物とサーフェスを描画し、地表を視覚化します。 |
8 - 解体 | 現在プロジェクト境界内に存在するものを削除します。 |
9 - 計測ツール | 距離と面積を計測し、オブジェクトをスライスします。 |
10 - ダッシュボード | 指標を表示するダッシュボードを表示および編集します。 |
11 - レイヤー | レイヤーをオンまたはオフにし、視覚化モードを切り替えます。 |
12 - 日光 | 影の調整とアニメーション表示を行います。 |
13 - 観測点 | カメラの観測点を追加、編集、使用して、シーン内を移動します。 |
14 - 3D ナビゲーション | シーン内の移動、スクリーン ショットの取得、分析範囲へのズームを行います。 |