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サポートされているデータ タイプ、カテゴリー、表記形式

ArcGIS for SharePoint は、位置データの側面 (X 座標と Y 座標のペア、住所、場所の名前など) を地表の位置に変換し、それをマップに表示します。

ArcGIS for SharePointArcGIS World Geocoding ServiceArcGIS GeoEnrichment Service などのサービスを使用し、データ内のポイント位置 (住所や座標など)、境界 (ポリゴン) 位置 (郵便番号、都市、州、省など) を検出します。

ゲスト ユーザーの場合、ArcGIS サービスは、すべてのユーザーに対して確立されたデフォルト ロケーターを使用します。 ArcGIS アカウントにサイン インしている場合、ArcGIS for SharePoint は組織に対して構成されたロケーターを使用し、データの座標をマップ上で正確に指定します。 ロケーターの詳細については、「ロケーターの概要」をご参照ください。

可能な限り最大の配置精度を確保するため、位置データの確認と構成を行い、これら ArcGIS サービスで読み取れるようにする必要があります。 たとえば、マップにデータ レイヤーを追加するとき、データセットを適切に表現することができる位置情報の種類を選択します。 データの位置情報は、データセットと指定した位置情報の種類との関係を作成するために使用されます。

ArcGIS for SharePoint は、使用可能な最適な位置データに基づいてマップ上の位置を特定する機能を備えていますが、マップに追加する前にデータを綿密に整理して準備すればするほど、マップ上の結果が正確になる可能性が高くなります。

サポートされている日付と時間の形式

ArcGIS for SharePoint は、このセクションに記す日付と時間の形式をサポートしています。 ここにリストされていない形式を使用する場合、ArcGIS for SharePoint は同じような形式があるかどうかを照合します。たとえば、30Dec1997 は 30 Dec 1997 として表示されます。 同じような形式が用いられていない場合、ArcGIS for SharePoint はデフォルト値の MM/DD/YYYY HH:MM: AM/PM (12/30/1997 6:00 PM) を使用します。

ArcGIS for SharePoint は、次の日付/時間形式をサポートしています。

日付/時間形式

MM/DD/YYYY

12/30/1997

Month DD, YYYY

December 30, 1997

Day Month (short) YYYY

Tuesday, December 30, 1997

MM/DD/YYYY HH:MM AM/PM

12/30/1997 6:00 PM

MM/DD/YYYY HH:MM (24hr)

1997/12/30 18:00

MM/DD/YYYY HH:MM:SS AM/PM

12/30/1997 5:50:50 PM

MM/DD/YYYY HH:MM:SS (24hr)

12/30/1997 17:59:59

Month YYYY

December 1997

YYYY

1997

HH:MM:SS AM/PM

5:59:59

HH:MM:SS (24hr)

17:59:59

HH:MM AM/PM

5:59 PM

HH:MM (24hr)

17:59

サポートされている表記のタイプと形式

ArcGIS for SharePoint は、位置座標を定義するためにさまざまな度ベースの表記形式をサポートしています。

(x, y) 度ベースの形式では、x は経度、y は緯度を表します。 半球は、+、-、N、S、E、W を使用して指定します。 これらは、1 組の緯度と経度の中で組み合わせて使用できます。 省略した場合、値は正 (緯度は N、経度は E) になります。

WGS84 座標系では、緯度 <DD> の値は -90 ~ 90、経度 <DDD> の値は -180 ~ 180 になります。

表記のタイプと形式では、以下の構文を使用します。

  • <DD.dddd> は緯度 (y) の座標を表します。度 (DD) の値は -90 ~ 90 で、度の小数部 (dddd) の値は 0 ~ 00 です。
  • <DDD.dddd> は経度 (x) の座標を表します。度 (DDD) の値は -180 ~ 180 で、度の小数部 (dddd) の値は 0 ~ 99 です。
  • | は「または」を意味します。 たとえば、+ | - は、+ または - の文字を使用できることを意味します。
  • [ ] は、選択リストを表します。 たとえば、[ + | - | N | S ] は、+、-、N、または S の文字を使用できることを示します。

以下の表に、サポートされている表記形式とその例を示します。

表記タイプサポートされている緯度 (y) の形式サポートされている経度 (x) の形式

度 (10 進) (DD)

[ + | - ] DD.dddd

[ + | - ] DDD.dddd

34.056687222,-117.195731667

DD.dddd [ + | - ]

DDD.dddd [ + | - ]

34.056687222, 117.195731667-

[ N | S ] DD.dddd

[ E | W ] DDD.dddd

N 34.056687222, W 117.195731667

DD.dddd [ N | S ]

DDD.dddd [ E | W ]

34.056687222 N, 117.195731667 W

DD° MM' SS.sss"

[ + | - ] DD° MM' SS.sss"

[ + | - ] DDD° MM' SS.sss"

34° 3' 24.0726", -117° 11' 44.631"

DD° MM' SS.sss" [ + | - ]

DDD° MM' SS.sss" [ + | - ]

34° 3' 24.0726", 117° 11' 44.631" -

[ N | S ] DD° MM' SS.sss"

[ E | W ] DDD° MM' SS.sss"

N 34° 3' 24.0726", W 117° 11' 44.631"

DD° MM' SS.sss" [ N | S ]

DDD° MM' SS.sss" [ E | W ]

34° 3' 24.0726" N, 117° 11' 44.631" W

[ + | - ] DD° MM'

[ + | - ] DDD° MM'

34° 3', -117° 11'

DD° MM' [ + | - ]

DDD° MM' [ + | - ]

34° 3', 117° 11' -

[ N | S ] DD° MM'

[ E | W ] DDD° MM'

N 34° 3', W 117° 11'

DD° MM' [ N | S ]

DDD° MM' [ E | W ]

34° 3' N, 117° 11' W

DDMMSS.sss

[ + | - ] DDMMSS.sss

[ + | - ] DDMMSS.sss

340324.0726,-1171144.631

DDMMSS.sss [ + | - ]

DDDMMSS.sss [ + | - ]

340324.0726, 1171144.631-

[ N | S ] DDMMSS.sss

[ E | W ] DDDMMSS.sss

N340324.0726, W1171144.631

DDMMSS.sss [ N | S ]

DDDMMSS.sss [ E | W ]

340324.0726N, 1171144.631W

度、分、秒

ArcGIS for SharePoint は、以下をサポートしています。

記号のタイプサポートされている記号Unicode

度の記号

度の記号 °

U+00B0

上のリング °

U+02DA

男性序数指示子 º

U+00BA

曲折アクセント (キャレット) ^

U+005E

チルド ~

U+007E

アスタリスク *

U+002A

分の記号

分の記号 '

U+2032

アポストロフィ '

U+0027

秒の記号

二重引用符 "

U+0022

分音記号 ¨

U+00A8

二重アクセント記号 ˝

U+02DD

ほとんどの場合、上記の形式と記号はいずれも間隔に関係なく有効です。 たとえば、N 34° 3' 24.0726" と N34°3'24.0726" はどちらも有効です。