ArcGIS Pro Intelligence 2.6 のリリース (2020 年 6 月および 7 月) には、新機能および機能改善と不具合の修正が含まれています。
新機能
- ArcGIS Pro Intelligence は、ArcGIS Pro インストーラーでインストールされるようになりました。
- ジオプロセシング ツールが以下のようにアップグレードされています。
- 行動ツールセットに新しい行動解析ツールが追加されました。追加されたのは、[エリアの比較 (Compare Areas)]、[同行者の検索 (Find Cotravelers)]、および [ミーティング場所の検索 (Find Meeting Locations)] の各ツールです。
- [オーバーラップの検索 (Find Overlaps)] の性能が改善され、処理時間が短縮されました。
- [ポイント → トラック セグメント (Points To Track Segments)] で、速度フィールドの追加、ポイント シーケンス フィーチャクラスの出力、出力シンボルが改善されたフィーチャなどのオプションを使用できるようになりました。
- その他のツールについて、いくつかのマイナー修正が行われました。
- 警告および条件が以下のように改善されました。
- ポイントからの距離の条件が追加されました。この条件により、ポイント フィーチャクラスおよび距離を定義できるようになり、ユーザーに適切な警告が通知されます。
- ポイント クラスターの条件が追加されました。この条件により、複数の入力レイヤーを選択する、フィーチャの最大距離および最大数をクラスターごとの定義する、警告を受け取ることができるようになりました。
- タスクが以下のように更新されました。
- ヘリコプターの着陸地域の分析のタスクに、土地被覆および障害物を組み込むプロセスが追加されました。
- リンク チャートが以下のように更新されました。
- リンク チャート フィールドで、String、Date、Double、GUID、GlobalID、Integer、OID、Single、SmallInteger、および XML が有効になりました。
- リンク チャート アイテムが [コンテンツ] ウィンドウに表示されるようなりました。
- 新たに [解析] ウィンドウが追加されました。
- 以下の解析コマンドが追加されました。
- 中心性
- 近傍
- クラスタリング
- 円形および放射状レイアウト タイプが削除されました。
- ArcGIS Pro 外の ArcGIS Pro Intelligence でリンク チャートを作成、編集、表示できるようになりました。
- タイムラインが以下のように更新されました。
- タイムライン カテゴリ フィールドで、String、Date、Double、GUID、GlobalID、Integer、OID、Single、SmallInteger、および XML が有効になりました。
- [タイムライン] タブが追加されました。
- 多くのタブのボタンの位置が更新されました。新たにツール ギャラリーが追加され、同じツールを使用しながら表示されるタブ インターフェイスが廃止されました。
- [Production] タブの名称が [配布] に変更されました。
- [画像]、[データ]、および [解析] タブの画像サポートが、特に画像インテリジェンス アナリスト向けに改善されました。