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モデルの概要

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ArcGIS Living Atlas of the World で入手できる Address Standardization 事前トレーニング済みモデルは、間違った住所や非標準の住所を標準化された住所に変換するディープ ラーニング モデルです。 住所の標準化は、世界標準に従って住所の形式を設定したり修正したりするプロセスです。 標準化された住所は、必要なすべての住所要素 (番地、アパート番号、道路名、市、州、および郵便番号) が含まれており、標準の郵便サービスで使用されます。

不完全な詳細 (道路名や郵便番号の欠落)、無効な情報 (間違った住所)、誤った情報 (タイプミス、スペルミス、略語の形式)、または不正確な情報 (間違った番地や道路名) のため、住所が非標準として識別される可能性があります。 これらの間違いにより、目的地の特定が困難になります。 標準化された住所は、アドレスの有効性を保証するわけではありませんが、住所を正しい形式に変換します。

このディープ ラーニング モデルは、openaddresses.io が提供する住所データセットに基づいてトレーニングされ、10 か国の住所の標準化に使用できます。

ライセンス要件

このワークフローを完了する場合のライセンス要件は次のとおりです。

  • ArcGIS Pro - Advanced ライセンス
  • ArcGIS API for Python

モデルの概要

このモデルには以下の特性があります。

  • 入力 - 住所の標準化が実行されるテキスト (非標準住所)。
  • 出力 - テキスト (標準住所)
  • 計算 - このワークフローは計算負荷が高いため、計算能力が 6.0 以上の GPU が推奨されます。
  • サポートされる国コード/国名 - このモデルは 10 か国の住所で機能します。
    • at - オーストリア
    • au - オーストラリア
    • ca - カナダ
    • ch - スイス
    • dk - デンマーク
    • es - スペイン
    • fr - フランス
    • lu - ルクセンブルク
    • si - スロベニア
    • us - 米国
  • 精度メトリクス - このモデルの精度は 90.2 パーセントです。

モデルへのアクセスとダウンロード

Address Standardization 事前トレーニング済みモデルを ArcGIS Living Atlas of the World からダウンロードします。

  1. ArcGIS Living Atlas of the World を参照します。
  2. 自分の ArcGIS Online アカウントの認証情報を使用してサイン インします。
  3. Address Standardization」を検索して、検索結果からアイテム ページを開きます。
  4. [ダウンロード] ボタンをクリックして、モデルをダウンロードします。

    ダウンロードした .dlpk ファイルを ArcGIS Pro で直接使用することも、ArcGIS Enterprise にアップロードして使用することもできます。 さらに、必要に応じて事前トレーニング済みモデルを微調整できます。

リリース ノート

以下はリリースノートです。

日付説明

2022 年 7 月

  • Address Standardization の初回リリース