このモデルは、ArcGIS Pro の Image Analyst ツールボックスにあるディープ ラーニングを使用したオブジェクトの検出ツールで使用することができます。 以下の手順でモデルを使用して、ドローン画像内の人間を検出します。
人間の検出
ドローン画像内の人間を検出するには、次の手順を実行します。
- 人間の検出 (Drone Imagery) モデルをダウンロードして、ArcGIS Pro にイメージ レイヤーを追加します。
- 対象地域にズームします。
- [解析] タブで、[ツール] をクリックします。
- [ジオプロセシング] ウィンドウの [ツールボックス] タブをクリックし、[Image Analyst ツール] をクリックして [ディープ ラーニング] を展開し、[ディープ ラーニングを使用したオブジェクトの検出] ツールをクリックします。
- [パラメーター] タブで、次のようにパラメーター値を設定します。
- [入力ラスター] - 画像を選択します。
- [出力検出オブジェクト] - 検出されたオブジェクトを含む出力フィーチャクラスを設定します。
- [モデル定義] - 事前トレーニングされた、または微調整されたモデルの .dlpk ファイルを選択します。
- [モデル引数] - 必要に応じて引数の値を変更します。 推奨される閾値の範囲は 0.75 ~ 0.9 です。
- [Non Maximum Suppression] - 必要に応じてチェックボックスをオンにして、信頼度の低いオーバーラップ フィーチャを削除します。
オンの場合、次のパラメーターを設定します。
- 信頼度スコア フィールド
- [クラス値フィールド] (オプション)
- [最大オーバーラップ率] (オプション)
- [環境] タブで、次のように値を設定します。
- [処理範囲] - ドロップダウン メニューから [現在の表示範囲] または他の選択肢を選択します。
- [セル サイズ] (必須) - 画像の解像度として値を設定します。 デフォルト値のままにして、デフォルトの画像範囲を使用します。
- [プロセッサー タイプ] - [CPU] または [GPU] を選択します。
可能であれば [GPU] を選択し、[GPU ID] を、使用する GPU に設定することをお勧めします。
- [実行] をクリックします。
出力レイヤーがマップに追加されます。