ArcGIS Mission を ArcGIS Enterprise 11.0 で使用できます。ArcGIS Mission は、地理空間コミュニケーションと状況認識に向けたアプリであり、マネージャー、アナリスト、および応答者に包括的なオペレーティング環境の状況を示して、チーム メンバー間での活動と通信の調整を支援します。 ArcGIS Mission には、Manager、Responder、Server という 3 つのコンポーネントがあります。
ArcGIS Mission Manager Web アプリで、ミッションを構築し、編成します。 ArcGIS Mission Responder を使用すると、モバイル アプリを通じてミッションに取り組むことができます。ArcGIS Mission Server は、Manager と Responder をリンクする ArcGIS Enterprise サーバーです。 詳細については、「ArcGIS Mission とは」をご参照ください。
ArcGIS Mission Manager
- ArcGIS Survey123 の統合 - ArcGIS Mission がミッション マテリアルとして Survey123 フォームにアクセスできるようになりました。
- ミッション マテリアルの拡張 - ミッションの所有者は、Web マッピング アプリへのリンクなど、以前よりも多くの種類のマテリアルを利用できます。
- ミッション マップ - ミッション マップに新しいツールが追加され、既存のツールが強化されました。
- UI の改善 - ミッション アナリスト画面に多数の更新が行われ、操作性とパフォーマンスが改善されました。
ArcGIS Mission Responder
- ArcGIS Survey123 の統合 - Responder ユーザーが調査に直接アクセスできるようになりました。
- マテリアルへのアクセス - Responder ユーザーがマップ画面からミッション マテリアルに直接アクセスできるようになりました。
- ダーク モード - iOS と Android の両方で Responder ユーザー向けにダーク モードが有効になりました。
ArcGIS Mission Server
- 「更新」操作がある新しい「セルフ」エンドポイント - requestTimeout の長さなどのサーバーの設定の構成、統合の有効化、このエンドポイントへのアクセスの制御をユーザーが実行できます。
- センサー レポートの作成を容易にする新しいパラメーター - カスタム レポートをトリガーするための、サードパーティ ハードウェアとの統合が新しいパラメーターによってサポートされるようになりました。
- セキュリティとパフォーマンスの強化