ミッションは、[ドラフト]、[アクティブ]、[完了] という 3 つの状態で存在できます。 ミッションのステータスは、ミッションの作業がどのように進むか、どのツールを使用できるか、どのユーザーがミッションを操作できるかに影響を及ぼします。 ミッションのステータスは、ミッションのメンバーであるミッションの所有者またはポータル管理者のみが変更できます。
[ドラフト] - ミッションが構築およびプロビジョニングされているステータス。 この状態で、Manager ユーザーはミッションにアクセスできますが、Responder ユーザーはミッションを表示することも、操作することもできません。
[アクティブ] - このステータスでは、ユーザーがミッションに従事および参加できます。 Manager ユーザーはミッション アナリスト ツールを利用でき、Responder ユーザーはミッションにアクセスできます。
[完了] - ミッションは終了しましたが、確認や解析のために利用可能なままです。 Responder ユーザーはミッションにアクセスできず、編集ツールは使用できなくなっています。
ミッションのステータスは、複数の場所に表示され、[ミッションの詳細] ページから変更することもできます。 ミッションのステータスは、何回でも変更できます。
ミッションのステータスの変更
ArcGIS Mission Manager でミッションのステータスを変更するには、次の手順に従います。
- [ミッションの表示] をクリックします。
- ステータスを変更するミッションで [ミッションの詳細] をクリックします。
- [ミッションのステータス] ドロップダウン メニューをクリックします。
- 新しいミッション ステータスを選択します。
新しいミッション ステータスへの変更を確認する通知が表示されます。
ドラフト ステータス
これは、ミッションが構築されているステータスです。 ミッションの構築とプロビジョニングのほとんどの作業は、Manager の [ミッションの詳細] ページから、このステータスで行う必要があります。 どのミッションも、ミッション作成後には自動的に [ドラフト] ステータスになり、変更されるまでこのステータスを保ちます。
ミッションは、いつまでも [ドラフト] ステータスのままにすることができます。 これは、ミッションがまだ準備中であるか、まだアクティブ化の時期に至っていないことを意味します。 Responder ユーザーは、[ドラフト] ステータスのミッションを表示できません。
[ドラフト] ステータスでは、すべての Manager ツールにアクセスでき、編集を自由に行うことができます。 ただし、チャットなどの一部のツールでは、機能に制限があります。これは、これらのツールでは、まだミッションにアクセスできないユーザーとの対話が必要となるためです。
アクティブ ステータス
これは、すべてのミッション メンバーが参加できるステータスです。 Manager では、ミッション アナリストの操作によってこれが実現されます。 Responder ユーザーもミッションにアクセスできます。
[アクティブ] ステータスは、必要な限りは保持することができ、個々のユーザーは、ミッションのステータスに影響を及ぼすことなく、必要に応じてミッションに従事できます。
完了ステータス
ミッションが終了し、Manager ユーザーからも Responder ユーザーからもこれ以上の参加が見込まれない場合は、ミッションを [完了] ステータスにする必要があります。 このステータスでは、Manager からミッションの詳細を表示できますが、編集ツールは使用できず、Responder はミッションにアクセスできなくなります。 これにより、ミッションの情報が不適切な変更や追加から保護されます。