Responder プロファイル

ArcGIS Mission Responder ユーザーは、ミッションにアクセスする前に ArcGIS Enterprise ポータルにサイン インする必要があります (詳細については、「ArcGIS Mission Responder へのアクセス」をご参照ください)。 Responder にサイン インした後は、画面の右上隅にある接続ステータス アイコンをタップして Responder プロファイルにアクセスできます。

Responder プロファイルには、お使いの Responder のバージョンに関する情報と ArcGIS Mission 全体に関する情報が含まれています。 このプロファイルには、ユーザーやユーザーのデバイスによるミッションの操作方法を変更できる設定が含まれています。

Responder プロファイル画面には、以下の項目が含まれています。

  • ユーザー名
  • サイン アウト
  • 接続ステータス
  • 位置情報の設定
  • バックグラウンド メッセージ (Android のみ)
  • 通知設定 (iOS のみ)
  • Mission Responder について
  • Web ヘルプ
注意:

ほとんどのユーザーには、デフォルトのオプションをお勧めします。 組織または管理者から直接指示されない限りは、このオプションを変更しないことをお勧めします。 変更した場合、Responder の機能が損なわれる可能性があります。

ユーザー名

ユーザーの名前と、組織の ArcGIS Enterprise ポータルでユーザーに割り当てられたユーザー名が表示されます。

サイン アウト

プロファイル ページのサイン アウト オプションでのみ、Responder からサイン アウトできます。 サイン アウトすると、アクティブなミッションが閉じてホーム画面に戻ります。 ただし、ポータルの URL は保存され、今後のセッションで再度選択できます。

注意:

Android ユーザーの場合は、アプリを閉じてもサイン アウトしません。

接続ステータス

ArcGIS Mission Responder は 4 つの異なるステータスで動作でき、それぞれのステータスは、ユーザーがどのツールおよび機能にアクセスできるかを示します。 次のようなステータスがあります。

  • 接続、アクティブ: ユーザーが ArcGIS Mission Server に接続され、各自の位置情報を発信中であることを示します。 これは、一般的に、ほとんどのユーザーがミッションにアクティブに参加しているときの動作を示すステータスです。
  • 接続、非アクティブ: ユーザーが ArcGIS Mission Server に接続されているが、各自の位置情報を発信していないことを示します。 このステータスは、一般的に、ユーザーがミッション リストからミッションの概要に参加したときに見られます。
  • 接続、ピアツーピア: ユーザーは ArcGIS Mission Server に接続されていないが、各自の位置情報を引き続き発信中であり、他の Responder ユーザーとの接続を維持していることを示します。 詳細については、「ピアツーピア」をご参照ください。
  • 切断: ユーザーが、 ArcGIS Mission Server またはピアツーピア通信を可能にするどのネットワークにも接続されていないことを示します。

接続ステータスは Responder が開いている間は常にプロファイル アイコンに表示され、接続ステータスが変化すると動的に更新されます。

位置情報の設定

位置情報の設定ページでは、位置レポート戦略を変更できます。 この設定により、アプリが位置情報をミッション サーバーに報告する頻度が変更されるため、ミッションで位置情報が更新される間隔も変更されます。

次のレポート戦略を使用できます。

  • 静的レート - このオプションでは、位置レポート間隔が一定の頻度に設定されます。
  • 動的レート - このオプションでは、移動する速度に基づいて位置レポート間隔が変更されます。 移動が速いほど、アプリが位置情報を報告する頻度も高くなり、レポート間隔は事前設定された最小間隔まで小さくなります。

これらの設定は、特定の状況下でバッテリー寿命とサーバーの機能に影響を与える場合があります。

バックグラウンド メッセージ (Android のみ)

Android ユーザーには、バックグラウンドでのアプリの動作方法を決定するオプションが表示されます。 これらの設定により、アプリがバックグラウンドにある場合に、位置トラックの送信やメッセージの受信をオンまたはオフに切り替えることができます。

  • [常に] - Responder がインストールされている場合は、位置情報を報告し、メッセージ トラフィックを受信します。
  • [デバイスの使用中] - デバイスがアクティブな場合のみ位置情報を報告し、メッセージ トラフィックを受信します。
  • [アプリが使用中の場合] - 位置情報を報告し、ArcGIS Mission Responder アプリがアクティブな場合のみメッセージ トラフィックを受信します。

通知設定 (iOS のみ)

この設定により、iOS ユーザーは、アプリがバックグラウンドにある場合に、メッセージ トラフィックの通知を受信するかどうかを選択できます。 ユーザーがこのメニューを開くと、iOS デバイス上に [設定] アプリが表示されます。

ArcGIS Mission Responder について

このページをタップすると、アプリのバージョン番号、ビルド、およびその他の情報を含む ArcGIS Mission Responder の詳細情報が表示されます。 アプリに関するフィードバックを入力することもできます。

Web ヘルプ

[Web ヘルプ] ツールをタップすると、モバイル デバイスで製品ドキュメントへのリンクが開きます。