このワークフローでは、ArcGIS Mission Responder を使い始める方法について説明します。 ここでは、ArcGIS Mission Responder にアクセスできるが、まだご使用のデバイスにインストールしていないと想定しています。
アプリを入手する
ArcGIS Mission Responder はスマートフォン用のモバイル アプリですが、ご使用になる特定のデバイスは、組織の要件によって決まります。 Esri モバイル アプリはモバイル アプリ ストアで入手できますが、*.apk ファイルを介して組織からアプリが提供される場合もあります。
注意:
Responder の新しいバージョンをダウンロードする際は注意を払ってください。 ArcGIS Mission Responder、ArcGIS Mission、ArcGIS Enterprise のバージョンを一致させることが重要です。 これらの製品間で一致しないバージョンを使用することはできません。
アプリ ファイルを入手すると、インストールするよう指示されます。 インストールには数分しかかかりません。
アプリのバージョン
以下の表を参考にして、Responder のバージョンが使用している ArcGIS Mission と ArcGIS Enterprise のバージョンと一致していることを確認してください。
Enterprise バージョン | 10.8 | 10.8.1 | 10.8.1 Patch | 10.9 | 10.9.1 |
Responder バージョン | 20.1 | 20.2 | 20.3 | 21.1 または | 21.2 |
21.1.1 |
Responder の最新バージョンはアプリ ストアで見つかりますが、別のバージョンが必要な場合は、Esri から古いバージョンをダウンロードし、それをデバイスにサイドローディングすることをおすすめします。 これを行うには、次の手順に従います。
- ArcGIS アカウントにサイン インした状態で次のリンクをクリックします: http://appsforms.esri.com/products/download/index.cfm?fuseaction=download.all
- *.exe ファイルを実行し、コンピューターに *.apk ファイルを展開します。
- *.apk ファイルをデバイスに転送します。
- *.apk ファイルをタップしてインストールを開始します。
アプリ ファイルを入手すると、インストールするよう指示されます。 これには数分しかかかりません。 アプリの異なるバージョンを取得する際に問題が発生した場合は、チームに直接問い合わせてください。
アプリを開く
アプリを開くと、スプラッシュ画面にアプリのタイトルが表示され、ArcGIS アカウントへの接続が試行されます。 接続できない場合は、ArcGIS アカウントでサイン インするよう要求されます。
サイン インが要求されるのは、次の場合です。
- このデバイスから初めてこのアプリにサイン インする場合。
- 前回のサイン イン以降にアプリが更新された、またはその他の変更があった。
- 前回使用したとき、アプリを閉じる前にサイン アウトした。
ただし、ArcGIS Mission Responder にはログイン認証情報が保存されているので、サイン インのたびに入力が必要になるわけではありません。 セキュリティ上の理由から、組織によってはアプリを使用するたびにサイン アウトするよう求められる場合があります。
サイン イン
サイン インを要求された場合は、[サイン イン] をタップするとポータル URL の入力を求められます。
ポータル URL は組織から提供され、 ArcGIS Mission Manager によって使用される URL が反映されています。 URL は、https://myorganization.me.com/portal/ のような形式です。
ポータルに入るには、ポータル URL を入力して [続行] をタップします。 デバイスの QR コード リーダーを使用してポータルにサイン インすることもできます。
ポータルに入ると、ArcGIS のログイン認証情報を入力するよう要求されます。 このログイン情報は、個人の ArcGIS アカウントの場合もありますし、ArcGIS Mission で使うように組織で生成されている場合もあります。
ArcGIS アカウント情報を入力して [サイン イン] をタップすると、ミッション リストに移動し、ミッションに参加できるようになります。