ArcGIS Mission を ArcGIS Enterprise 10.9.1 で使用できます。ArcGIS Mission は、地理空間コミュニケーションと状況認識に向けたアプリであり、マネージャー、アナリスト、および応答者に包括的なオペレーティング環境の状況を示して、チーム メンバー間での活動と通信の調整を支援します。 ArcGIS Mission には、Manager、Responder、Server という 3 つのコンポーネントがあります。
ArcGIS Mission Manager Web アプリで、ミッションを構築し、編成します。 ArcGIS Mission Responder を使用すると、モバイル アプリを通じてミッションに取り組むことができます。ArcGIS Mission Server は、Manager と Responder をリンクする ArcGIS Enterprise サーバーです。 詳細については、「ArcGIS Mission とは」をご参照ください。
ArcGIS Mission Manager
- [QR コードの管理] - コピー、印刷したり、ミッション内のツールを使って配布したりできる QR コードを ArcGIS Mission Manager で生成できます。
- [センサー レポートの作成] - 一部のサードパーティ ハードウェアの使用と関連付けられた、カスタマイズ可能なレポート フォームであるセンサー レポートを ArcGIS Mission Manager で作成できます。
- [ミッション メンバーとチームの追加] - ミッション所有者はポータル グループを使用するか、*.csv ファイルをアップロードしてミッションにポータル ユーザーを追加できます。
- [ミッション マップの編集] - 新しい UI、および過去のリリース以上に充実したツールによってミッション マップの編集が強化されました。
ArcGIS Mission Responder
- [QR コード] - ArcGIS Mission Responder ユーザーはデバイスの QR コード リーダーを使用してミッション ポータルに入ることができるようになりました。
- [合理化されたメッセージ システム] - メッセージング システムがアップグレードされ、チャット スレッドでテキスト チャット、スケッチ (以前のジオメッセージ)、添付ファイルを使用できるようになりました。
- [センサー レポート] - 一部のサードパーティ ハードウェアを使用して、Responder ユーザーはモバイル デバイスを操作せずにカスタマイズしたレポートの送信をトリガーできます。
ArcGIS Mission Server
- 「更新」操作がある新しい「セルフ」エンドポイント - requestTimeout の長さなどのサーバーの設定の構成、統合の有効化、このエンドポイントへのアクセスの制御をユーザーが実行できます。
- センサー レポートの作成を容易にする新しいパラメーター - カスタム レポートをトリガーするための、サードパーティ ハードウェアとの統合が新しいパラメーターによってサポートされるようになりました。
- セキュリティとパフォーマンスの強化