ArcGIS for Teams Live Share は、Microsoft Teams 会議中に一般公開されている ArcGIS 空間コンテンツをリアルタイムで共有、同期、利用できるコラボレーション ツールです。
Live Share は、既存の Microsoft Teams 会議オプションのコンテンツの共有と非常によく似ており、会議の参加者は発表者の画面を表示できます。 ただし、重要な違いは、各参加者が発表者とは別に共有コンテンツを確認できる点です。
Teams Live Share 機能は、リアルタイムのコラボレーションを対象に設計されています。 一度に 1 人の参加者が発表者の役割を担いますが、すべての参加者は共有された空間データを個別に確認し、必要に応じて発表者に再び同期することができます。
ArcGIS for Teams Live Share の開始
Teams チャネルで ArcGIS Online の公開コンテンツの共有を開始するには、対象のチャネルに事前に Microsoft AppSource から ArcGIS for Teams をインストールしておくことをお勧めしますが、必須ではありません。 次の手順を使用して、コラボレーション Live Share のコンテンツ アイテムを追加します。
- Microsoft Teams 会議または通話で、Teams 会議リボンの [アプリの追加] ボタン
をクリックします。[新しいアプリの追加] ウィンドウが表示されます。
- [アプリの検索] テキスト ボックスに「ArcGIS」と入力します。
ArcGIS が検索結果に表示されます。
- [ArcGIS] をクリックします。
[ArcGIS へのサイン イン] プロンプトが表示されます。
- ArcGIS アカウント タイプに応じたサイン イン手順に従うか、[ゲストとして続行する] をクリックします。
サイン インした場合は、[次として続行: <ユーザー名>] をクリックします。
- インストールするタブの種類をたずねるメッセージが表示されます。 [新しい Live Share タブ] を選択します。
[アイテムの選択] ウィンドウが表示されます。 ここから、一般公開されている ArcGIS Online コンテンツを検索できます。
- 必要に応じて、[タブ名] フィールドに名前を入力します。
注意:
デフォルトの [タブ名] は ArcGIS で、Teams 会議リボン上ですべての参加者に表示されます。 - 検索を絞り込むには、[検索] フィールドに単語かフレーズを入力します。
検索パラメーターを絞り込むと、結果のリストが自動的に更新されます。
- [並べ替え] ボタン
をクリックすると、結果のリストをタイトル、作成日、更新日で並べ替えることができます。 - 結果のリストからアイテムを選択して、[保存] をクリックします。
選択したアイテムがタブとしてチャネルに追加されます。
- [このタブについてのチャットに投稿します] をオンのままにすると (デフォルト設定)、チャネルのチャット タブでコンテンツ アイテムに関する通知が共有されます。
- 新しいタブ (デフォルト名は ArcGIS、[タブ名] オプションで指定可能) が Teams 会議リボンに追加されます。
- この Live Share コンテンツ アイテムを会議でプレゼンテーションできるようになりました。
ArcGIS for Teams Live Share コンテンツ アイテムのプレゼンテーション
Microsoft Teams 会議リボンに Live Share タブとしてコンテンツ アイテムを追加すると、Live Share プレゼンテーションでコンテンツを共有できます。 Live Share コンテンツ アイテムは、プレゼンテーション中にすべての参加者が個別に確認できます。 次の手順を使用して、Live Share コンテンツ アイテムをプレゼンテーションします。
- 「ArcGIS for Teams Live Share の開始」で作成した Teams 会議リボン上の Live Share タブをクリックします。
Live Share タブ (デフォルト名は ArcGIS、[タブ名] オプションで指定可能) が会議ウィンドウの右側に開きます。
- タブ上の [Live Share] ボタン
をクリックします。
Live Share コンテンツが会議ウィンドウに開きます。
- 参加者は、共有マップのズームと画面移動、スプレッドシートの確認、レイヤーのプロパティのクリックなどにより、共有コンテンツの確認を個別に開始できます。
- 参加者は [Live - 発表者に同期] をクリックして、画面に表示されるコンテンツの向きを発表者の視点に合わせることができます。
- 発表者
は左下のユーザー名で識別されます。
- 会議ウィンドウの下部にある [コントロールの停止] をクリックすると、プレゼンテーションが停止し、別の参加者が Live Share コンテンツ アイテムを制御できるようになります。
すべての参加者の会議ウィンドウの下部に、[コントロールの管理] メッセージが表示されます。
- 発表者になるには、[コントロールの管理] をクリックします。
- Teams 会議リボンの [共有の停止] をクリックすると、Live Share コンテンツ アイテムの共有が停止します。
- 会議から Live Share タブを削除するには、Teams 会議の Live Share タブの [その他のオプション] ボタン
を右クリックし、[削除] をクリックします。 - 新しい Live Share タブを追加するには、「ArcGIS for Teams Live Share の開始」ワークフローの手順を繰り返します。
- 会議から Live Share タブを削除するには、Teams 会議の Live Share タブの [その他のオプション] ボタン