注意:
一部のワークフローでは、特定の権限が必要となる場合があります。 ユーザー タイプ、ロール、権限の詳細については、「アカウント」トピックをご参照ください。
Microsoft のドリル スルー機能を使用すると、ArcGIS for Power BI のマップ レポート ページからの詳細情報をフィルターして他のレポート ビジュアライゼーションに表示できます。 各レイヤー タイプの詳細については、「レイヤー」、「データ レイヤー」、「参照レイヤー」をご参照ください。
ドリル スルーは、マップ データの詳細をフィルター処理し、指定したレポート コンテキストで表示できる Microsoft の機能です。 ドリル スルーを使用するには、まず ArcGIS for Power BI でドリル スルーの設定を行っておく必要があります。 また、他の Power BI レポート ビジュアライゼーションと共有できるデータをビジュアライゼーションに追加する必要があります。
ヒント:
ドリル スルー機能で Power BI Desktop や Power BI サービス (powerbi.com) を使用できます。
ドリル スルー機能を使用するには、次の手順を実行します。
- 他のレポート ビジュアライゼーションを含む ArcGIS for Power BI ビジュアライゼーションにデータ レイヤーを追加し、レポートを保存します。
- Power BI で ArcGIS for Power BI ビジュアルをアクティブにし、[データ] ウィンドウから [視覚化] > [ビジュアルのビルド] タブの [ドリル スルー] フィールド ウェルに属性をドラッグします。
- [クロスレポート] 切り替えボタンをオンにし、マップとその他のレポート間のコンテキスト リレーションシップを有効にします。
[クロスレポート] をオンにすると、同じ Power BI サービスまたはデスクトップ インスタンス内で、一方のレポートから他方のレポートにコンテキスト的に移動できるようになります。 [クロスレポート] を使用し、関連するコンテンツを含む 2 つ以上のレポートを接続し、フィルターのコンテキストを改善できます。
- 選択したドリルスルー属性に対し、[集計] または [カテゴリとして使用] フィルター オプションを設定します。 [ドリル スルー] フィールド ウェルに属性を追加すると、集計するか、カテゴリとして使用する属性のデータのフィルターを設定できます。
- [集計] - 選択した属性のすべてのデータを集約します。 マップが更新され、集約値を含む位置が表示されます。
- [カテゴリとして使用] - 属性のリストから値を選択します。 マップが更新され、選択した値を含む位置のみが表示されます。
- [ロック] ボタン
をクリックし、他のレポート ユーザーがフィルターを編集できないようにします。
- [すべてのフィルターを保持] 切り替えボタンをオンにすると、前の手順で設定したドリルスルー属性フィルターが、他の Power BI レポート ページにあるそれらの属性のすべてのインスタンスに適用されます。
注意:
[すべてのフィルターを保持] 切り替えボタンをオンにすると、レポートの他のページでフィルターされたドリルスルー属性をマップに表示できます。 これらの属性は斜体で [ドリル スルー] フィールド ウェルに表示されます。 詳細については、Microsoft の「Power BI レポートでドリルスルーを設定する」の「ドリルスルーにすべてのフィルターを渡す」セクションをご参照ください。