注意:
ArcGIS for Excel 関数を使用するには、ArcGIS アカウントにサイン インする必要があります。
ArcGIS for Excel の [関数ビルダー] ツールを使用し、ジオコーディング、データへの情報付加、ルート検索操作の機能にアクセスします。
Microsoft Excel には、ワークシートの情報の計算に使用できる一連の関数または式が用意されています。 ArcGIS for Excel にも類似の関数があります。 各関数または式ではセルの先頭が等号 (=) になり、その後に関数名と関数を適用するセル範囲が続きます。
ヒント:
セルに関数を記述する際、列か行の特定のセル (複数可) を指定しても関数を適用できます。 指定されたセル (複数可) に所定の関数が自動的に入力され、以前から存在しているデータが上書きされることがあります。 これにより、データ整合性が確保されます。
ArcGIS for Excel の使用を開始するには、「ArcGIS for Excel の基本操作」をご参照ください。
関数に慣れると、ArcGIS for Excel ツールバーの [関数ビルダー] ツールからアクセスできるようになります。
注意:
ジオコーディング、GeoEnrichment Service、ルート検索の関数ではクレジットが消費されます。 SUGGESTADDRESS 関数では、15 件以上の候補を要求したときにクレジットが消費されます。 ヘルパー関数はクレジットを消費しません。 ArcGIS for Excel 関数のキャッシュを消去するには、[設定] ウィンドウの [キャッシュの削除] ボタンをクリックします。
Excel のセル (複数可) にこのトピックのサンプルをコピーすることで、関数の仕組みをより深く理解できます。 ArcGIS for Excel 関数および式のトピックの例を使用し、[関数ビルダー] ツールの関数をテストすることもできます。
一部の ArcGIS 関数は、Excel のセル内で実行するときにサービスが利用できないというエラーが表示されて失敗することがあります。 サービスを有効にする、または詳細を取得するには、組織の管理者にお問い合わせください。
サービスの詳細については、ArcGIS Enterprise および ArcGIS Online のドキュメントをご参照ください。
[関数ビルダー] ツールを使用して関数にアクセスするには、次の手順を実行します。
- Microsoft Excel ワークシートを開きます。
- [ArcGIS] タブをクリックします。
- データを含むセルを選択します。
- ArcGIS for Excel ツールバーで [関数ビルダー] をクリックします。
[関数ビルダー] ツールがタスク ウィンドウに開き、[関数の選択] タブと [パラメーターの設定] タブがアクティブになります。
ヒント:
[今後、こちらを表示しない] チェックボックスをオンにし、次に [関数ビルダー] ツールにアクセスしたときにようこそ画面をスキップします。
- [OK] をクリックします。
[関数の選択] タブはデフォルトでオンになっており、関数ドロップダウン メニューを表示します。
選択したセルの番号が [関数の選択] ウィンドウの説明に表示されます。
- 関数を選択します。
関数を選択すると、関連する [パラメーターの設定] タブが表示されます。
- [パラメーターの設定] タブで、選択した関数のパラメーターを指定し、次のいずれかを実行します。
- ADDHEADER function を使用してヘッダーを追加します。
- [更新] をクリックして関数を実行します。
- [関数の選択] をクリックし、関数を実行せずに終了します。 これにより、関数ドロップダウン メニューに戻ります。
詳細については、Esri Communityの関数ビルダーのブログ記事をご参照ください。
- Microsoft Excel シートに関数の情報が入力されたら、次のいずれかを実行してマップ フレームに戻ります。
- [閉じる] ボタン をクリックします。
- [ArcGIS for Excel] ボタンをクリックします。
- ArcGIS for Excel ツールバーで [マップの表示] をクリックして変更内容を表示します。