Excel への ArcGIS レイヤー データの追加

注意:

一部のワークフローでは、特定の権限が必要となる場合があります。 ユーザー タイプ、ロール、権限の詳細については、「アカウント」トピックをご参照ください。

Microsoft Excel ワークシートで ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise のレイヤー属性テーブルを追加および編集できます。 Excel ワークシートで ArcGIS レイヤーの属性データを編集すると、ArcGIS のホスト レイヤーが直接更新されます。 マップとレイヤーの詳細については、「レイヤー」をご参照ください。

ArcGIS レイヤーを Excel に追加する方法の詳細とビデオについては、Esri コミュニティのブログ記事をご参照ください。

注意:

この機能はフィーチャ レイヤーでのみ使用できます。 Excel ワークシートで ArcGIS レイヤーに新しいフィーチャを挿入することはできません。

マップと Excel ワークシートにフィーチャ レイヤーまたはグループ レイヤーを追加する

マップと Excel ワークシートにフィーチャ レイヤーまたはグループ レイヤーを追加するには、次の手順を実行します。

  1. マップ ツールから [レイヤー] ボタン レイヤー をクリックします。

    [レイヤー] ウィンドウが表示されます。

  2. [レイヤー] ウィンドウの [追加] 追加 をクリックします。

    [レイヤーの追加] ウィンドウが表示されます。

  3. [ArcGIS] タブをクリックします。
  4. ドロップダウン メニューで、リモート ホストされている ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise フィーチャ レイヤーをクリックして選択します。

    必要に応じ、[属性テーブルを Excel、レイヤーをマップに追加] ボタン 属性テーブルを Excel、レイヤーをマップに追加 をクリックします。

    ArcGIS for Excel の属性テーブルを Excel、レイヤーをマップに追加

    追加されたレイヤーがフィーチャ レイヤーであるか、フィーチャ レイヤーを含むグループ レイヤーである場合、接続された属性テーブルが表示され、Excel に反映され、フィーチャがマップに示されます。

注意:
以下の点に注意してください。
  • ArcGIS レイヤー データが Excel ワークシートにすでに追加されており、ArcGIS レイヤーが ArcGIS for Excel マップに追加されている場合、同じデータから新しいレイヤーを作成できません。
  • Excel データをマップに追加してレイヤーを作成する場合、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise にレイヤーを共有できます。 ただし、同じデータを使用して新しい Excel データ レイヤーを作成することはできません。

ホストされたスタンドアロン テーブルまたは関連テーブルの編集

ArcGIS for Excel は、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise でリモート ホストされている ArcGIS レイヤーに関連付けられているスタンドアロン テーブル、関連テーブル、結合テーブルの編集をサポートします。 リモート ソースからワークシートに取り込んだレイヤーの関連テーブルは、Microsoft Excel で直接編集できます。

関連テーブルは、2 つのテーブル間のリレーションシップを定義します。 結合の場合とは異なり、関連データがレイヤーの属性テーブルに付加されることはありません。 たとえば、土地区画の所有情報を含むテーブルと、土地区画レイヤー データは、土地区画 ID フィールドを共有するため、これら 2 つを関連付けることができます。

ArcGIS Pro

ArcGIS Pro を使用して関連テーブルを作成し、テーブル レイヤーを ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise に公開できます。 ArcGIS for Excel を使用して、テーブル レイヤーを Excel ワークシートに取り込み、編集できます。

注意:

ArcGIS for Excel では、Excel の関連テーブルの作成をサポートしていません。

ArcGIS Pro のホスト関連テーブルの詳細

ArcGIS Pro のテーブルの詳細

ArcGIS Pro の結合とリレートの詳細

ArcGIS Survey123

ArcGIS Survey123 から Excel にデータを取り込み、レビューや編集を行えます。 XLSForm 準拠のスプレッドシートを作成するには、多くのオプションがあります。中でも一般的に使われているのが Excel です。 テーブルを Excel にインポートすると、ArcGIS for Excel を使用して編集処理を開始できます。

Survey123 のホスト関連テーブルの詳細

Survey123 のテーブルの詳細

Survey123 の繰り返しの詳細

単一レイヤー属性の表示と編集

単一フィーチャ レイヤーの属性を追加または編集するには、次の手順に従います。

  1. [レイヤー] リストで [その他のオプション] > [レイヤーの詳細の表示] レイヤーの詳細の表示 をクリックし、ArcGIS Online のレイヤーの詳細を表示します。
  2. ArcGIS Online 詳細ページで、[データ] タブをクリックします。

    タブに、属性のデフォルトのテーブル ビューが表示されます。

  3. [設定] をクリックし、[フィーチャ レイヤー (ホスト)] セクションで [編集の有効化] チェックボックスがオンであることを確認します。
    注意:

    編集を有効にすると、Excel テーブルのリモート ホスト フィーチャ レイヤーを編集できます。

  4. Excel にリモート ホスト フィーチャ レイヤーを追加します。

    Excel でテーブルを編集すると、ArcGIS のホスト レイヤーに自動的に同期されます。

グループ レイヤー属性の表示と編集

グループ レイヤー属性の表示と編集を行うには、次の手順に従います。

  1. [レイヤー] リストで [その他のオプション] > [レイヤーの詳細の表示] レイヤーの詳細の表示 をクリックし、ArcGIS Online のレイヤーの詳細を表示します。
  2. ArcGIS Online 詳細ページで、[データ] タブをクリックします。

    タブに、属性のデフォルトのテーブル ビューが表示されます。

  3. [設定] をクリックし、[フィーチャ レイヤー (ホスト)] セクションで [編集の有効化] チェックボックスがオンであることを確認します。
    注意:

    編集を有効にすると、Excel テーブルのグループ レイヤーを編集できます。

  4. Excel にグループ レイヤーを追加します。

    Excel で、[属性テーブルの選択] ウィジェットのチェックボックス (複数可) をオンにします。

  5. [追加] をクリックします。

    グループ レイヤー内の各フィーチャ レイヤーの属性テーブルが、新しいワークシートに別途開きます。 すべてのレイヤーが一度にマップに追加されます。

  6. 必要に応じ、[キャンセル] をクリックしてウィジェットを終了し、別のフィーチャ レイヤーまたはグループ レイヤーを選択します。
  7. 必要に応じ、リモート Web マップ レイヤーの [ビジュアライゼーション] タブをクリックし、Map Viewer のマップに追加されたレイヤーを表示します。 これは、Excel のマップと同じです。

フィーチャ レイヤー フィールドの編集

ArcGIS OnlineArcGIS Enterprise で、すべてのフィールド管理操作Excel ワークシートに追加されても変わりません。 たとえば、ArcGIS のフィールド ビューで [設定] テーブルの [個別値][はい] に設定し、Excel ワークシートに重複する値を追加しようとすると、エラー メッセージが表示されることがあります。

フィーチャ レイヤー フィールドを編集するには、次の手順に従います。

  1. [レイヤー] リストで [その他のオプション] > [レイヤーの詳細の表示] レイヤーの詳細の表示 をクリックし、ArcGIS Online のレイヤーの詳細を表示します。
  2. ArcGIS Online 詳細ページで、[データ] タブをクリックします。

    タブに、属性のデフォルトのテーブル ビューが表示されます。

  3. 必要に応じ、[設定] をクリックし、[フィーチャ レイヤー (ホスト)] セクションで [編集の有効化] チェックボックスがオンであることを確認します。
    注意:

    編集を有効にすると、Excel テーブルのフィーチャ レイヤーを編集できます。

  4. [データ] タブで、[テーブル] ビューの横の [フィールド] ビューをクリックします。

    フィールド ビューで、ArcGIS フィーチャ レイヤーのフィールドの設定を編集できます。 [objectID][説明][フィールド値タイプ][設定] などのフィーチャ レイヤーの詳細がリストに表示されます。 リモート ホスト レイヤーにリストを作成できます。 別の ArcGIS 製品では、このアクションの名称が異なることがあります。たとえば、ArcGIS Onlineリストの作成ArcGIS Proコード値ドメイン などです。

ArcGIS for Excel は、ArcGIS に公開された SubType フィールドを含む ArcGIS Pro レイヤーをサポートしています。 そのフィールドを、Excel ワークシートにレイヤーとして取り込み、編集できます。 現在、ArcGIS for Excel はサブタイプ グループ レイヤーの編集はサポートしていません。 ArcGIS for Excel マップにサブタイプ グループ レイヤーを追加できます。ただし、属性データは Excel ワークシートに追加されません。

ホスト フィーチャ レイヤーの削除

[レイヤー] リストからホスト フィーチャ レイヤーを削除するには、次の手順を実行します。

  1. マップ ツールから [レイヤー] ボタン レイヤー をクリックします。

    [レイヤー] ウィンドウが表示されます。

  2. [レイヤー] リストで、削除するレイヤーの横にある [その他のオプション] > [削除] をクリックします。

    該当するレイヤーがマップと Excel ワークシートから削除されます。

フィーチャ レイヤー ポップアップとラベル書式設定

ArcGIS for Excel のホスト フィーチャ レイヤーのポップアップとラベルを書式設定できます。 Excel に追加された書式設定は、ArcGIS Online レイヤーか ArcGIS Enterprise レイヤーにリアルタイムに自動的に保存されます。

Microsoft Excel の書式設定