Esri Maps for IBM Cognos では、レポート内のマップやその他のオブジェクトをさまざまな方法で操作できます。レポート作成者がポップアップを有効化している場合は、マップ上のフィーチャをクリックすると、そのフィーチャに関する情報を示すポップアップが表示されます。
ポップアップが利用できる場合、ポップアップ上の [ズーム] ボタンをクリックすると、選択したフィーチャを拡大表示できます。また、[インフォグラフィックス] ボタンをクリックすると、選択されたフィーチャの周囲にある豊富なコンテキスト情報を視覚的に表示することができます。詳細については、「インフォグラフィックスの使用」をご参照ください。
注意:
インフォグラフィックスを使用すると、ArcGIS サービス クレジットが消費されます。使用されるサービス クレジット数を見積もる場合は、「サービス クレジットの概要」をご参照ください。
レポート作成者が構成していれば、レポート内のマップとその他のオブジェクト間の対話機能を開始するボタンがポップアップに含まれることがあります。次の対話機能がポップアップからアクセスできます。
- [レポート オブジェクトの更新] - アクションが定義された、すべての関連オブジェクト (チャート、リスト、IBM Cognos 内部と外部にあるなど) を更新します。
- [プロンプトの設定] - レポートにて定義したクエリを実行するためのプロンプトを開始します。
- [ドリル スルー] - 選択した地点または領域に関連付けられたデータを含む他のレポートを実行して表示します。
注意:
レポート作成者が構成している場合、描画ツールで選択を行うか、またはマップ上でフィーチャをクリックすることによって対話機能を実行することもできます。詳細については、「対話機能の実行」をご参照ください。レポート作成者は、マップ上のフィーチャを更新するため、レポート オブジェクトを操作することで開始される対話機能を構成している場合があります。
- フィーチャに関する情報を示すポップアップを表示するには、マップ上のフィーチャをクリックします。
レポート作成者がレイヤーのポップアップを有効化した場合、ポップアップが表示されます。
ポップアップの [前へ] 矢印と [次へ] 矢印をクリックすると、現在のマップ範囲に表示される利用可能なフィーチャを切り替えて表示できます。左上のフィーチャ カウンターに、表示に利用可能なフィーチャの数が表示されます。
ポップアップ ウィンドウの [ズーム] ボタンをクリックすると、選択したフィーチャを拡大表示できます。
ポップアップの右下にある [インフォグラフィックス] ボタンをクリックすると、フィーチャの周辺の領域に関するグラフィック情報が表示されます。詳細については、「インフォグラフィックスの使用」をご参照ください。
注意:
インフォグラフィックスは、組織の管理者およびレポート作成者によって有効化された場合にのみ使用できます。
- レポート作成者がポップアップから対話機能を実行するように構成した場合、フィーチャをクリックすると、ポップアップが表示されるので、次の操作を実行します。
- [レポート オブジェクトの更新] 動作が構成されている場合、ポップアップ上の [レポート オブジェクトの更新] ボタンをクリックします。
- [プロンプトの設定] 動作が構成されている場合、ポップアップ上の [プロンプトの設定] ボタンをクリックします。
- [ドリル スルー] 動作が構成されている場合、ポップアップ上の [ドリル スルー] ボタンをクリックします。