ログ レベルを変更すると、インストールと構成の問題のトラブルシューティングに役立ちます。EM4C サーバーと EM4C ディスパッチャでは、次のログ レベルを使用できます。
- DEBUG
- INFO
- WARN
- ERROR
- FATAL
EM4C サーバー
ログのデフォルト レベルは ERROR です。これは、ほとんどの状況で適しています。
EM4C サーバーのログ設定を変更するには、EM4C サーバーの各コンピューター上で次の手順を完了する必要があります。
これらの手順は、管理者が実行する必要があります。
- <em4c_location>\webapps\em4c\WEB-INF\classes を参照します。
- テキスト エディターで log4j.properties ファイルを開きます。
- 次の行を (必要に応じて) 変更します。
log4j.logger.com.esri.em4c.cognos.custom.customRequestHandler=ERROR, stdout log4j.logger.com.esri.em4c=ERROR, stdout, A1
- EM4C サーバーを再起動します。
注意:
EM4C サーバーのコンピューター上の Esri Maps for IBM Cognos の構成を使用して、このコンポーネントのログ ファイルの場所を変更できます。
EM4C ディスパッチャ
EM4C ディスパッチャのログは、手動で構成する必要があります。
デフォルトでは、EM4C ディスパッチャはエントリを IBM Cognos の cogserver.log ファイルに記録します。その他のログを有効化して、EM4C ディスパッチャの問題のトラブルシューティングに役立てることができます。
注意:
その他のログの有効化は、デバッグ目的のみに推奨します。ログを永続的なプロセスとして構成すると、システム パフォーマンスに影響します。
- 環境内の各 EM4C Dispatcher 上で、log4j.properties のバックアップを作成します。このファイルは次の場所にあります。
<ibmcognos_root>\webapps\p2pd\WEB-INF\classes\
- 環境内の各 log4j.properties ファイルに、次のように追加します。
log4j.logger.com.esri.em4c.cognos.handlers.RSVPHandler=trace,EM4C log4j.logger.com.esri.em4c.cognos.handlers.ServiceStatusThread=trace,EM4C log4j.appender.EM4C=org.apache.log4j.DailyRollingFileAppender log4j.appender.EM4C.file=C:/logs/em4c_handler.log log4j.appender.EM4C.layout=org.apache.log4j.PatternLayout log4j.appender.EM4C.layout.ConversionPattern=%d %5p (%M:%F:%L) - %m%n
- IBM Cognos サービスを再起動します。
em4c_handler.log というログ ファイルが log4j.appender.EM4C.file プロパティで指定された場所に作成されます。別の場所やファイル名を指定するには、このプロパティの値を変更します。
- ログ ファイルの解釈の詳細については、Esri Support にお問い合わせください。