デフォルトでマップに表示されるベースマップは、組織の ArcGIS アカウントで指定されたデフォルト ベースマップです。ArcGIS アカウントの [デフォルト ベースマップ] 設定を変更するか、map_configuration.json.txt ファイルの baseMapLayers セクションを編集することにより、別のデフォルト ベースマップを指定できます。
次の手順は、map_configuration.json.txt を編集してデフォルト ベースマップを変更する方法を示しています。
- 環境内の各 EM4C ゲートウェイ上で、<em4c_location>\webcontent\esrimap\em4c-bisprovider\config\design にある map_configuration.json.txt.default のコピーを作成します。
- コピーの名前を「map_configuration.json.txt」に変更します。
- map_configuration.json.txt 内に次のセクションを見つけます。
"itemData": { }
- 次のように、ベースマップの一意な ID および REST エンドポイントへの URL を反映するよう、baseMapLayers セクションを変更します。
"itemData": { "baseMap": { "baseMapLayers": [ { "id": "123456", "url": "http://services.arcgisonline.com/arcgis/rest/services/ESRI_StreetMap_World_2D/MapServer" } ], "title": "New default Base Map" } }
- JSONLint などの検証ツールを使用し、JSON コードを検証します。
ArcGIS 組織アカウントの [デフォルト ベースマップ] 設定よりも、新たに指定されたデフォルト ベースマップが優先されてすべて新しいマップ構成で使用されます。
レポート作成者は、map_configuration.json.txt で指定されたベースマップではなく、特定のレポートの組織アカウントで指定されたベースマップを使用する場合、Esri Maps Designer の適切なマップをリセットする必要があります。
注意:
ArcGIS 組織アカウントの [デフォルト ベースマップ] 設定よりも、テンプレートやデフォルト マップの指定など、map_configuration.json.txt に行われた変更が優先されて適用されます。
- 編集したファイルを保存して閉じます。