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Esri Maps for IBM Cognos のアンインストール

Esri Maps for IBM Cognos をアンインストールするには、IBM Cognos 内部と外部にあるすべてのコンポーネントを削除する必要があります。次のワークフローでは、Esri Maps for IBM Cognos のすべてのコンポーネントが 1 台のコンピューター上にインストールされている場合のアンインストール方法を説明します。Esri Maps for IBM Cognos のコンポーネントを含んでいる各コンピューターに対して、このアンインストール プロセスを繰り返す必要があります。インストールの内容によっては、一部の手順は適用できない場合があります。

Esri Maps for IBM Cognos の無効化

環境内にあるすべての EM4C ゲートウェイおよび EM4C ディスパッチャの場所で、Esri Maps for IBM Cognos を無効化する必要があります。このプロセスにより、IBM Cognos が元の状態に戻ります。Esri Maps for IBM Cognos の構成プロセスによって変更されたすべてのファイルが元に戻ります。

EM4C ディスパッチャは、レポート サービスやプレゼンテーション サービスを実行する IBM Cognos ディスパッチャごとに一度インストールされます。これらの環境で Esri Maps for IBM Cognos が無効化されたら、IBM Cognos サービスを再起動する必要があります。

影響を受けるすべての IBM Cognos ディスパッチャに対して IBM Cognos サービスを再起動したら、レポート作成者とエンド ユーザーは、ブラウザーのキャッシュをクリアする必要があります。

通常、Linux および UNIX プラットフォームでは、X Window System (X11) ワークステーション、X 端末、または X サーバー ソフトウェアがインストールされている PC から、対話式のインストールと構成が実行されます。ソフトウェアを無効化する前に、X11 転送が正しく設定されていることを確認します。

Esri Maps for IBM Cognos のインストール場所の所有ユーザーとして、次の手順を実行します。

  1. 次の手順に従い、IBM Cognos ファイルを元の状態に戻します。
    1. <em4c_location>/bin ディレクトリを参照し、./configure.sh を実行します。
    2. [無効] ボタンをクリックします。
    3. [ファイル] メニューの [終了] をクリックします。
  2. IBM Cognos サービスを再起動します。詳細については、 「IBM Cognos インストールおよび構成ガイド」 をご参照ください。

Esri Maps for IBM Cognos の無効化 (サイレント)

通常、Linux および UNIX プラットフォームでは、X Window System (X11) ワークステーション、X 端末、または X サーバー ソフトウェアがインストールされている PC から、対話式のインストールと構成が実行されます。ソフトウェアを無効化する前に、X11 転送が正しく設定されていることを確認します。

Esri Maps for IBM Cognos はサイレントで無効化することができます。Esri Maps for IBM Cognos のインストール場所の所有ユーザーとして、次の手順を実行します。

  1. <em4c_location>/bin ディレクトリを参照します。
  2. ./configure.sh -remove を実行します。
  3. IBM Cognos サービスを再起動します。詳細については、 「IBM Cognos インストールおよび構成ガイド」 をご参照ください。

EM4C サーバーの停止

環境内にある各 EM4C サーバーの場所に対して、EM4C サービスを停止する必要があります。

Esri Maps for IBM Cognos のインストール場所を所有するユーザーとして、次の手順を実行します。

  1. <em4c_location>/bin ディレクトリを参照します。
  2. ./stop-em4c.sh を実行します。
  3. IBM Cognos サービスを再起動します。詳細については、 「IBM Cognos インストールおよび構成ガイド」 をご参照ください。

Web サーバー コンポーネントの削除

各 IBM Cognos ゲートウェイ コンピューターに対して、次の手順を完了します。

Esri Maps for IBM Cognos のインストールおよび構成プロセス中に、Web サーバーを構成する手順に従いました。Web サーバーに追加されたコンポーネントは、この時点で安全に削除できます。コンポーネントは追加のときと逆の順序で削除することをお勧めします。

インストールされたファイルの削除 (または名前変更)

Esri Maps for IBM Cognos のコンポーネントがインストールされたすべての場所で、次の手順を完了します。

上で実行されたアンインストール手順では、何も削除されません。Esri Maps for IBM Cognos を再インストールしない場合、すべての環境から <em4c_location> を安全に削除できます。

Esri Maps for IBM Cognos を以前のバージョンからアップグレードする予定の場合 (または、インストールの破損もしくは不完全なインストールによる、回復のための再インストールを行う場合)、新しいインストールおよび構成プロセスが完了し、テストを済ませてから <em4c_location> の名前を変更し、バックアップすることをお勧めします。これは、Esri Maps for IBM Cognos の各環境には、バージョン間で再利用できる情報を含む多くの構成ファイルがあるためです。

  • <em4c_location>/bin/em4c.xml
  • <em4c_location>/webcontent/esrimap/configuration/settings.js
  • <em4c_location>/webcontent/esrimap/em4c-bisprovider/defaults/defaultMap.json

新しいバージョンには変更が加えられているため、これらのファイルの多くは新しい Esri Maps for IBM Cognos の環境にはコピーできません。ただし、これらのファイルには、貴重な情報が含まれています。新しい環境を構成するとき、これらのファイルの古いバージョンを開き、関連する構成情報を新しいバージョンにコピーして貼り付けることをお勧めします。

注意:

Esri Maps for IBM Cognos のインストール プロセスによって IBM Cognos に追加されたファイルがあります。この時点でそれらのファイルを安全に削除できます。または、そのままにしておくこともできます。それらは、IBM Cognos の通常の処理には影響しません。