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インストール オプション

表示: Windows でのインストールLinux および UNIX でのインストール

通常は、Esri Maps for IBM Cognos のインストールおよび構成プログラムを対話的に実行するとき、必要な情報を入力できるグラフィカル ユーザー インターフェイスを使用します。対話式のインストールでは、インストール ウィザードを使用して、インストールするサーバー コンポーネントと、それらをインストールするコンピューター上の場所を選択します。Esri Maps for IBM Cognos のさまざまなコンポーネントを構成するには、構成アプリケーションを使用します。

通常、Linux および UNIX プラットフォームでは、X Window System (X11) ワークステーション、X 端末、または X サーバー ソフトウェアがインストールされている PC から、対話式のインストールと構成が実行されます。

注意:

Esri Maps for IBM Cognos のインストールは、IBM Cognos の管理者が実行することをお勧めします。

コンポーネントのインストールは、インストール スクリプトと構成ファイルを使用して自動化することができます。このシナリオでは、インストールと構成プログラムをサイレント モードで実行します。

インストールされるコンポーネントが同じである限り、インストールおよび構成設定をコンピューター間でエクスポート/コピーすることで、コンポーネントの構成を自動化できます。このシナリオでは、Esri Maps for IBM Cognos のインストールと Esri Maps for IBM Cognos の構成は、最初のコンピューター上で対話モードで実行されます。それ以降のコンピューターでは、インストールと構成をサイレント/自動モードで実行します。

手動インストール

Linux および UNIX ベースのオペレーティング システムのインストールの場合、サーバー コンポーネントのインストールには、GUI (グラフィカル ユーザー インターフェイス) を使用するか、自動インストールを実行します。GUI を使用してインストールするには、お使いのコンピューターのコンソールが Java ベースの GUI をサポートしている必要があります。自動インストールを実行するには、最初に単独のコンピューター上でグラフィカルモードのインストールを実行し、プロンプトが表示されたらそのインストール スクリプトを保存します。

IBM Cognos Business Intelligence インストールおよび構成ガイド』では、ibmcognos といったグループを作成することを推奨しています。このグループには、IBM Cognos ファイルを所有するユーザー (IBM Cognos をインストールしたユーザー) が含まれている必要があります。インストール後、ibmcognos グループは IBM Cognos ファイルの所有権を取得し、すべての IBM Cognos ファイルのファイル権限が GROUP READ/WRITE/EXECUTE に変更されます。

管理と構成を容易にするために、Esri Maps for IBM Cognos は IBM Cognos のインストール場所の所有者であるユーザーがインストールすることをお勧めします。また、Esri Maps for IBM Cognos のインストール後は、ibmcognos グループが Esri Maps for IBM Cognos のファイルの所有権を取得し、すべての Esri Maps for IBM Cognos ファイルのファイル権限を GROUP READ/WRITE/EXECUTE に設定する必要があります。

TAR アーカイブ (*.tar.gz) のコンテンツを展開する手順については、お使いのオペレーティング システムの管理ドキュメントをご参照ください。

Esri Maps for IBM Cognos をインストールする基本的な手順については、「1 台のコンピューターでのインストールと構成」をご参照ください。

注意:

Esri Maps for IBM Cognos は、複数の言語でインストールをサポートしています。英語以外の言語でインストーラーを使用するには、オペレーティング システムに、選択した言語の文字をサポートする UTF-8 フォントがインストールされている必要があります。インストーラーが適切なフォントを検出できなかった場合、一部の文字が正しく表示されません。この問題が発生した場合は、互換性のあるフォントを <em4c_ installer_location>/java/jre/lib/fonts/fallback にコピーしてください。

サイレント インストール

Esri Maps for IBM Cognos のインストーラーに提供された情報が過去のインストール中に保存された場合、それを使用して類似のコンピューターに対して自動 (サイレント) インストールを実行できます。

また、サイレント構成を実行することもできます。詳細については、「構成」をご参照ください。

次の例では、install.xml というファイルが /tmp フォルダーに保存され、Esri Maps for IBM Cognos のインストール メディアが /tmp/em4c にあると想定しています。次の手順は、ターゲット コンピューター上で IBM Cognos インストールを所有するユーザーとして実行する必要があります。

  1. 端末で、インストール メディアの em4c ディレクトリを参照し、実行権限を setPermissions.sh に付与して、setPermissions.sh を実行します。たとえば、次のようになります。
    [cognosuser@server1]$ chmod +x setPermissions.sh
    [cognosuser@server1]$ ./setPermissions.sh
  2. 次のコマンドを実行します:

    /tmp/em4c/java/jre/bin/java -jar /tmp/em4c/em4c/em4c-installer.jar /tmp/install.xml

    注意:

    お使いのオペレーティング システムに合わせて、必要な場合はパスを変更します。