ポートフォリオ

ポートフォリオ テンプレートを使用すると、関連するさまざまなタイプの ArcGIS コンテンツを表示できます。 ユーザーが移動してマップ、シーン、アプリ、PDF/画像ファイル、埋め込み Web ページ (VimeoYouTube の動画リンクなど) を表示できるセクションを作成して並べ替えます。 ユーザーは、ナビゲーション バーからアイテムを操作するか、自動再生を選択してコンテンツを自動的に再生できます。 (詳細については、「ポートフォリオの使用」に関するブログ記事をご参照ください)。

このテンプレートを選択し、以下に示すようなユース ケース向けにアプリを作成します。

  • 複数のマップを使って、地理的エリアにおける人口と雇用の経時的な変化を比較します。
  • 最も訪問者数が多い国立公園に関するプレゼンテーションを作成します。
  • 地域の交通機関の開発に関する最新情報を市民と共有します。

データ要件

ポートフォリオ アプリには、特定のデータ要件はありません。 Web サイトの URL を使用してセクションを追加する場合は、アプリのメイン ステージにライブ埋め込みとして表示するために、Web ページで以下のセキュリティ要件を満たす必要があります。

  • Web ページでは https プロトコルを使用する必要があります。
  • 指定した URL のコンテンツで埋め込みを許可する必要があります (埋め込みが制限されている場合は、そのことを通知するメッセージが構成ウィンドウに表示されます)。
  • Web ページでは PDF をホストできません (アプリに PDF を含めるには、代わりにファイルから直接セクションを追加します)。

アプリの機能

このアプリ向けに構成できる主な設定と機能を、以下のリストに示します。

  • 再生 - アプリ ユーザーがセクションを切り替えることができるように再生ボタンを表示します。 コントロール パネルでセクションを移動するための次へボタンと前へボタンを非表示にすることもできます。
  • プリロード - 各セクションを開く際にコンテンツをロードするのではなく、ユーザーがアプリを開いた時にすべてのセクションのコンテンツをロードします。
  • ブックマーク - マップのズームと画面移動を行い、そのマップに保存された設定済み範囲のコレクションに焦点を当てます。
  • カバー ページ - ユーザーがアプリを開いたときに表示され、アプリの目的を確立する情報を含むページを作成します。
  • マップ位置オプション - ユーザーがアプリでマップとシーンを開くときの初期位置を定義するか、ユーザーがその位置を検索できるようにします。
  • 複数のレイアウト - ナビゲーション バーで提供する情報量に応じて、デフォルト レイアウトをカルーセルからタブ付きかアコーディオンに変更します。 アコーディオン レイアウトでは展開可能セクションがサイド パネルに表示されるため、詳細な説明を表示できるだけの余裕が画面上に生まれます。 タブ付きレイアウトはサムネイルがないコンテンツに適しています。
  • セクションの説明 - カスタムの説明を入力したり、ArcGIS アイテムの詳細のコンテンツを表示したりします。 必要に応じて、利用条件のコンテンツを非表示にしたり、Map Viewer または Scene Viewer でマップを開くためのリンクを除外したりします。

Instant Apps のすべてのテンプレートには、ホーム ボタン、ズーム コントロール、凡例、マップまたはデータの検索機能のための設定があります。


このトピックの内容
  1. データ要件
  2. アプリの機能