データ エンジニアリングの使用

Insights desktop
注意:

データ エンジニアリングは、Insights desktop で使用できます。 すべての Insights in ArcGIS Online および Insights in ArcGIS Enterprise ユーザーは、Insights desktop にアクセスすることができます。 詳細については、「ArcGIS Insights の概要」をご参照ください。

データ エンジニアリングは現時点でプレビュー版です。

データ エンジニアリングは、解析用のデータの閲覧、視覚化、クリーニング、準備などを行うプロセスです。 データ エンジニアリングは、通常解析ワークフローを始める前に行われます。

データ エンジニアリングは、Insights でデータ モデルを使用して実行できます。 データ モデルは、データセットやデータセットのサンプルでデータ エンジニアリング ツールを実行して作成します。 データ モデルを実行すると、完全なデータセットにツールが適用され、解析にすぐ使用できる新しい出力データセットが作成されます。

GIS アナリストが、Insights に解析用の大気環境データを準備しています。 データを Insights desktop のデータ ワークブックに読み込ませると、文字列の先頭または末尾の余分な空白文字はすべて自動的に切詰められます。 列のサマリーを表示を使ってデータセットの列を検索し、欠損値に 9999 が使われているのを確認したうえで、検索と置換を使って値 9999 を検索して NULL 値に置き換えます。 また、高度なフィルターを使ってデータセットをフィルタリングし、必要な分析範囲に絞り込みます。

分析用のデータセットの準備が完了したら、データ モデルを実行して新しい出力データセットを作成できます。 出力は、Insights desktop にローカル データセットとして保存することにしました。 ローカル データセットを圧縮シェープファイルなど別のフォーマットにエクスポートし、組織のメンバーに共有したり、Insights in ArcGIS OnlineInsights in ArcGIS Enterprise で使用することもできます。

データ エンジニアリングの実行

すべてのデータ エンジニアリング ワークフローは、個々のデータセットの要件によって少しずつ異なります。 次のワークフローは、Insights でのデータ エンジニアリングの実行方法についての一般的なガイドラインとして利用できます。

  1. Insights desktopデータ ワークブックを作成します。
  2. 必要に応じて、データを追加し、インポート オプションを適用します。
  3. データセットツールを適用し、データをクリーニングして準備します。

    ツールは、データ モデルに自動的に追加されます。

  4. データ モデルを実行し、出力データセットを作成します。