ワークブックは、ArcGIS Insights で、データを編成し、解析を実行する場所です。 ワークブックには、あらゆる結果と使用されたワークフローが含まれます。 ワークブックと対応する解析は、他の Insights ユーザーと共有できます。
注意:
同時編集はサポートされていません。 同じワークブックを 2 つの異なるブラウザー セッションで開いた場合に、変更内容が一方のワークブックに保存されると、ページ上のバー チャートやマップなどのカードのリンクが切れます。 カードのリンクが切れたブラウザー セッションを閉じてください。
ワークブックは、全体のファイル サイズが 10 MB (Insights in ArcGIS Online および Insights in ArcGIS Enterprise の場合) または 120 MB (Insights desktop の場合) を超えることはできません。 ファイル サイズが大きくなる主な要因は、埋め込み画像です。 ワークブックのサイズは、アイテムの詳細ページで確認できます。
ワークブックの作成
ワークブックを作成するには、次の手順に従います。
- Insights を開き、ホーム ページにサイン インしてアクセスします。 ワークブックをすでに使用している場合は、成果を保存し、[ホーム] ボタン をクリックしてホーム ページに戻ります。
- [解析グループ] の [ワークブック] タブ をクリックします。
- [新しいワークブック] をクリックします。
新しいワークブックが作成され、[ページに追加] ウィンドウが表示されます。
- 必要に応じて [ページに追加] ウィンドウを使用して、データ、モデル、およびテーマをワークブックの 1 ページ目に追加します。
ヒント:
追加するデータ、モデル、およびテーマはページ固有です。 ワークブックの各ページには、ページ固有のデータが含まれているため、ページごとに異なるテーマやシナリオを調べてみることができます。 データセットをドラッグして新しいページにデータを追加したり、データ ウィンドウの上にある [ページに追加] ボタンをクリックして新しいデータを追加したりできます。
- データをマップ、チャート、およびテーブルとして視覚化し、解析を開始します。
- ワークブックに名前を付けて保存します。
ワークブック アイテムは組織サイトに作成されます。 ワークブックに名前を付けて保存しない場合、そのワークブックは [無題のワークブック] として認識されます。
既存のワークブックの使用
既存のワークブックは Insights 内で開くか、組織サイトから開くことができます。 Insights の [ワークブック] ページには、作成したワークブックと、ワークブックを格納できるフォルダーのリストが表示されます。
既存のワークブックを開くには、[ワークブック] ページでワークブックを検索し、アイテムのタイトルをクリックするか、アイテムをダブルクリックします。
共有ワークブック
注意:
共有ワークブックには、Insights desktop からアクセスできません。
[ワークブック] ページには、アクセス可能なワークブックのリストが表示されます。 デフォルトでは、アクセス可能なすべてのワークブックが表示されます。 [アイテムの表示] ボタン をクリックして [共有] を選択すると、自身に共有したワークブックを表示できます。
共有されているワークブックは、読み取り専用形式で使用できます。 共有されているワークブックを複製して、新しい編集可能なアイテムを作成できます。 複製されたワークブックは、自分のコンテンツに保存され、ユーザー アカウントが作成者としてリストされます。
必要なワークブックの検索
[ワークブック] ページには、新しいワークグループから古いワークグループの順に表示されます。 [お気に入り] ボタン を使用して、お気に入りリストのワークブックを表示できます。 [アイテムの表示] ボタン を使用して、自身のワークブックのみ、組織内の他のユーザーが作成して自身と共有しているワークブック、または自身がアクセスできるすべてのワークブックを表示できます。 [並べ替え] ボタン を使用して、ワークブックを [新しい順]、[古い順]、[昇順]、または [降順] に並べ替えることができます。 [検索] ボックスとフィルター ボタン を使用して、キーワード、所有者、更新日、およびタグに基づいてワークブックを見つけることもできます。 キーワードを使用して、リストに表示されていないワークブックを検索することもできます。
データ ワークブックの作成
注意:
データ エンジニアリングは、Insights desktop で使用できます。 すべての Insights in ArcGIS Online および Insights in ArcGIS Enterprise ユーザーは、Insights desktop にアクセスすることができます。 詳細については、「ArcGIS Insights の概要」をご参照ください。
データ エンジニアリングは現時点でプレビュー版です。
データ ワークブックは、データ エンジニアリング ワークフローを実行するために使用されます。 データ ワークブックは、Insights desktop の [データ ワークブック] ページで保存し管理します。 データ ワークブックを共有したりエクスポートしたりすることはできません。
データ ワークブックを作成するには、次の手順に従います。
- 必要に応じ、Insights desktop を起動します。
- [データ エンジニアリング] グループのホーム ページで、[ワークブック] タブをクリックします。
- [新しいワークブック] をクリックします。
新しいデータ ワークブックが作成され、[ページに追加] ウィンドウが表示されます。
- [ページに追加] ウィンドウでデータを選択し、データ ワークブックに追加します。
- データ ワークブックに名前を付けて保存します。
新しいデータ ワークブックが作成されます。 データ エンジニアリング ワークフローの詳細については、「データ エンジニアリングの使用」をご参照ください。
トラブルシューティング
共有ワークブックを開き、[データベース テーブル参照が更新されませんでした。 ワークブック所有者はワークブックを開いて、参照を修復する必要があります] というメッセージを受信した場合、これは、ホスティング ポータルで更新されていない参照先データベースがワークブックに含まれていることを意味します。 ワークブックを他のユーザーが表示できるようにするには、ワークブック所有者がワークブックを開いて各ページを表示してから、保存する必要があります。
リソース
詳細については、「ワークブックの管理」をご参照ください。