Z スコアの計算の使用—ArcGIS Insights

Z スコアは、各データ値の平均値からの標準偏差の数値を指しており、Z スコアがゼロの場合は平均と完全に一致していることを示します。 Z スコアは残りのフィールドのコンテキスト内で数値を解析する場合に役立ちます。

Z スコアの詳細については、「Z スコアと p 値とは」をご参照ください。

例

ある非営利組織の GIS アナリストが、感染症の発生を分析しています。 Z スコアの計算を使用すれば、どの地域で発生が集中しているかを特定できます。

Z スコアを計算するには、次の手順に従います。

Z スコアを計算するデータセットを使用して、マップ、チャート、またはテーブルを作成します。
[アクション] ボタンをクリックします。
次のいずれかを実行します。
- チャートカードまたはテーブルカードの場合、[分析] ウィンドウの [どのように分布していますか？] をクリックします。
- マップカードの場合、[回答の検索] タブをクリックし、[どのように分布していますか？] をクリックします。
[Z スコアの計算] をクリックします。
[レイヤーの選択] で、Z スコアの計算に使用するデータセットを選択します。
[数値フィールドの選択] で、Z スコアの計算に使用するフィールドを選択します。
フィールドは数値または割合/比率である必要があります。
[その他のオプション] を展開し、必要に応じて [平均] と [標準偏差] の値を入力します。
値を入力しなかった場合、平均値と標準偏差は自動的に計算されます。
[結果フィールドの名前を指定] に新しいフィールドの名前を入力します。
[実行] をクリックします。

Z スコアの計算にアクセスするは、[回答の検索] タブの [どのように分布していますか？] の下にある [アクション] ボタンをクリックします。入力レイヤーには、ポイント、ライン、またはエリアレイヤーを使用できます。

Z スコアの計算用のフィールドとして数値フィールドを指定する必要があります。この数値フィールドは方程式 (number-average)/standard_deviation で使用されます。

平均値と標準偏差値を入力できます。これらの値を入力しなかった場合、平均値と標準偏差は自動的に計算されます。

Z スコアの計算により、新しい数値フィールドが入力レイヤーに追加されます。フィールド名は、[Z スコアの計算] ウィンドウで自動設定されますが、計算を実行する前にユーザーが変更できます。