ベンダー ファイルを使用して、リレーショナル データベースにデータベース コネクタを追加することができます。 コネクタを追加したら、データベース コネクタを作成し、Insights からデータベース テーブルに直接アクセスすることができます。
注意:
Insights desktop のインストールには、Microsoft SQL Server、Oracle、PostgreSQL、および SAP HANA に必要な JDBC ドライバーが組み込まれています。 Insights desktop でこれらのデータベースにコネクタを追加する場合、ベンダー ファイルは必要ありません。
PostgreSQL 向けの JDBC ドライバーは ArcGIS Server に含まれています。 Insights in ArcGIS Enterprise で PostgreSQL にコネクタを追加する場合、ベンダー ファイルは必要ありません。
サポートされているデータベース
各データベース タイプに必要なベンダー ファイルと Insights で認定された最新バージョンを次の表に示します。
サポートされているデータベース | 必須ベンダー ファイル |
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Microsoft SQL Server | Microsoft JDBC Driver for SQL Server:
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Oracle | Oracle を登録するには、次の 3 つの JAR ファイルが必要です。
注意:ArcGIS Server で使用されている Java Runtime Environment (JRE) と互換性のある最新バージョンの Oracle JDBC driver を使用する必要があります。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 向けの JDBC ドライバーは ArcGIS Server に含まれています。 |
SAP HANA | SAP HANA JDBC driver:
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Snowflake | Snowflake 向けの JDBC ドライバー:
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Google BigQuery | Google BigQuery 向けの Simba JDBC ドライバー:
注意:Google BigQuery JDBC パッケージには、複数のファイルが含まれています。 BigQuery コネクタを追加するには、パッケージ内のすべてのファイルが必要です。 |
必須ベンダー ファイル (たとえば、JDBC ドライバー) を指定して、リレーショナル データ ストア タイプを ArcGIS Server に登録する必要があります。 これらのファイルの取得方法に関するヒントを次の表に示します。 詳細については、データベース タイプのヘルプ ドキュメントを参照するか、データベース アカウント マネージャーにお問い合わせください。
ベンダー | 手順 |
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Microsoft SQL Server | 最新の JDBC ドライバーを Microsoft Download Center から直接ダウンロードできます。 |
Oracle | 最新の JDBC ドライバーおよび Oracle Spatial and Graph ソフトウェア オプションを Oracle Technology Network からダウンロードできます。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 向けの JDBC ドライバーは ArcGIS Server に含まれています。 |
SAP HANA | 最新の JDBC ドライバーを SAP Support Portal からダウンロードできます。 |
Snowflake | 最新の JDBC ドライバーを Maven Central Repository からダウンロードできます。 |
Google BigQuery | 最新の JDBC ドライバーを Magnitude Simba からダウンロードできます。 |
注意:
一部のベンダーでは、ファイルをダウンロードするためにお客様アカウントが必要になることがあります。
その他のデータベース
JDBC ドライバーを使用しているリレーショナル データベースで、Insights 向けにサポートされているデータベースのリストに存在しないデータベースにもコネクタを追加できます。 Insights でテスト済みのコネクタ用のベンダー ファイルの詳細やコネクタの追加に関してヘルプをリクエストする方法については、「Insights コネクタ ガイド」をご参照ください。
次の手順
これで、必須ベンダー ファイルを用意できました。次に、コネクタ タイプを追加します。 詳細については、「コネクタ タイプの管理」をご参照ください。