注意:
現在、OneDrive 接続は Insights desktop ではサポートされません。
インストール プロセス中に、Insights in ArcGIS Enterprise 組織サイトの OneDrive コネクタを無効にできます。 OneDrive コネクタを使用できない場合は、管理者にお問い合わせください。 詳細については、「Insights in ArcGIS Enterprise のインストール」をご参照ください。
Microsoft OneDrive は、データセットの保存とデバイス上のデータセットへのアクセスに使用できます。 Microsoft 365 ユーザーは、OneDrive への接続を作成して、Insights でデータに直接アクセスできます。
注意:
Insights は、パーソナル OneDrive アカウントへの接続をサポートしていません。 Microsoft 365 (OneDrive for Business) からの OneDrive アカウントのみがサポートされます。 個人用 OneDrive 接続からデータセットにアクセスするには、[ページに追加] ウィンドウの [ファイルのアップロード] タブを使用し、ファイル エクスプローラーからファイルを参照します。
OneDrive アカウントは、個々のユーザー固有です。 そのため、OneDrive 接続は共有できません。
次のデータ ソースは、OneDrive への接続によりアクセスできます。
- Microsoft Excel ワークブック (.xlsx)
- カンマ区切り値のファイル (.csv)
- シェープファイル (.zip)
- GeoJSON ファイル (.zip ファイル内の .json、.geojson、または GeoJSON)
注意:
Insights in ArcGIS Online では、OneDrive のファイルの最大サイズは 100 MB です。
前提条件
OneDrive への接続を作成する前に、Microsoft 365 管理者が Microsoft Azure に Insights を登録する必要があります。 Insights が Azure に登録されると、OneDrive と Microsoft SharePoint の両方への接続を作成できます。
Insights を Azure に登録する方法について詳しくは、Insights コネクタ ガイドをご参照ください。
OneDrive 接続の作成
OneDrive 接続は、ホーム ページ、またはワークブック内の [ページに追加] ウィンドウから作成できます。
ホーム ページ
ホーム ページから OneDrive 接続を作成するには、次の手順に従います。
- [接続] タブ をクリックします。
- [新しい接続] をクリックし、メニューから [OneDrive] を選択します。
[新しい接続] ウィンドウが表示されます。
- 次の必要な接続プロパティを指定します。
- [名前] - OneDrive 接続に割り当てられるエイリアス。
- [クライアント ID] - Azure の OneDrive アプリの ID。 Azure の ID を見つけるには、[アプリの登録] を参照して OneDrive アプリを選択し、[アプリケーション (クライアント) ID] をクリックします。
- [組織名] - 組織の名前。 Azure の組織名を見つけるには、サイン イン情報を使用します。
- [追加] をクリックします。
Insights は、接続プロパティを使用して OneDrive に接続します。 正常に接続されると、接続が [接続] ページに表示されます。
ワークブック
[ページに追加] ウィンドウから OneDrive 接続を作成するには、次の手順に従います。
- 次のいずれかのオプションを使用して、[ページに追加] ウィンドウを開きます。
- ワークブックの作成。 ワークブックが作成されると、[ページに追加] ウィンドウが表示されます。
- 既存のワークブックのデータ ウィンドウの上にある [ページに追加] ボタン をクリックします。
- 現在のワークブックにページを作成します。 ページが作成されると、[ページに追加] ウィンドウが表示されます。
- [ページに追加] ウィンドウで、[OneDrive] を選択します。
- [新しい接続] をクリックします。
- 次の必要な接続プロパティを指定します。
- [名前] - OneDrive 接続に割り当てられるエイリアス。
- [クライアント ID] - Azure の OneDrive アプリの ID。 Azure の ID を見つけるには、[アプリの登録] を参照して OneDrive アプリを選択し、[アプリケーション (クライアント) ID] をクリックします。
- [組織名] - 組織の名前。 Azure の組織名を見つけるには、サイン イン情報を使用します。
- [OK] をクリックします。
Insights は、接続プロパティを使用して OneDrive に接続します。 正常に接続されると、接続のデータセットが中央のウィンドウにリスト表示されます。 新しい接続からデータセットを選択して、ワークブック ページに追加できます。
OneDrive 接続の編集
OneDrive 接続を編集するには、次の手順に従います。
- ホーム ページで [接続] タブ をクリックします。
- 編集する OneDrive 接続の名前をクリックします。
- OneDrive 接続の名前を変更するには、[名前] パラメーターを編集します。
[名前の変更] ボタン を使用して名前を変更することもできます。
- 必要に応じて、[クライアント ID] と [組織名] パラメーターを変更します。
- [OK] をクリックして、変更内容を適用します。
OneDrive 接続のトラブルシューティング
[Microsoft 認証が最新ではありません。 Microsoft 365 管理者に連絡して、認可フロー認証を使用して Insights を Microsoft Azure に登録してください] というメッセージが、Insights を 2023.1 以下から 2023.2 以上にアップグレードした後に OneDrive 接続に対して表示されます。 Insights をアップグレードするとき、Microsoft 365 管理者は Azure での Insights の登録方法を更新する必要があります。
リソース
詳細については、次のリソースをご参照ください。